ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
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業界のために社会のために

ビルメンテナンス業界は社会でも有数の低賃金の業界です。
なぜ低賃金なのか?



それは収益性(利益率)が悪いから

根本はこれにつきます。
業界として立てられる建物を管理していく使命はありますが、はたして業界として社会に貢献できているでしょうか?
低賃金の労働者を業界も社会も生んでいます。

労働者の賃金が低いが為に、安い商品やサービスを求める。
 ↓
安い商品やサービスを売る店舗が増える。
 ↓
利益率の低い店舗から清掃の依頼が来るので単価が安い。
 ↓
労働者の賃金が下がる。

の繰り返しでしかありません。
そろそろ本当に業界としてこの問題を考えないといけません。




外国人研修生制度

外国人研修生制度により海外から労働者を受け入れている会社も増えてきました。
東京では日常清掃でも、地方では定期清掃のスタッフさんとして増えています。
首都圏は人手不足が深刻で日常清掃単価が高いので。
業界団体の努力により日本の労働者と同等という条件がつけられ、フルタイム社保・寮の完備と至れり尽くせりの条件になりました。
新卒が雇用できるのではと思うこともあります。
外国人労働者にこれだけ払えるのであれば、日本人の労働者にもこれだけ払えると思ってしまいます。
日本人でも条件が合わないから働いていない・働けない労働者もいることは事実です。ちょっとしたことで変わるのになと感じます。
またもう1つ大きな問題があります。




安心して下さい。数年後には誰も日本に来ませんから。

どこかで聞いたフレーズですが、海外の人の話を聞くと労働環境が悪く、賃金の安い日本で働きたい海外の労働者なんて今時いないよという海外の人の話を聞くことがあります。
中国の平均賃金もだんだん上がって来ていて、日本に近い賃金になってきています。
アジアの人達は日本を働く場所でなく、バカンスに行く場所に変わって来ているんですね。
うちの事務所は新宿でも歌舞伎町を出たところにあり、ゴールデン街によく行きますが、ゴールデン街は海外の観光ブックに載っていることもあり、海外の方が多いのでそんな話をよく聞きます。

また歌舞伎町で食事をしていて思いますが、飲食店で働く方も海外の労働者の方が非常に多いのです。ただ2ヶ国語3ヶ国語を話す人が時給1000円とかで働いていて、海外の観光客が多いこの場所では日本語しか喋れない日本人の方が労働のスペック低いんですね。

だからこそ我々は業界で日本人労働者が働きやすい社会を作っていかなければなりません。




当社の現場では、労働条件改善で変わりました。

当社の日常清掃の現場は、小さなお子さんを持つお母さんに働きやすい職場環境として、お客様のご理解の元、労働時間を1日の間で幅を持たせています。
元々7~12時の現場、お子さんを送り出さないといけないお母さんは働けません。
これを7〜15時の間の5時間としました。
商業店舗でない限りは朝に清掃に入る必要はありませんので。
これだけでずいぶんと働きやすくなるんです。
普段からのお客様との信頼関係がこの条件をご理解頂けるを重要なポイントです。

またお子さんが大きくなった時にはフルタイムで働いて頂けます。
1日に1回訪問しますという時間を決めない契約であれば、午後からもう1件日常清掃の現場に行けてしまうんですね。




売上UP=給与UPと勘違いされていませんか

ちなみにですが、売上を上げれば給与が上がると思われている方が稀にいらっしゃいますが、それは大きな間違いです。
本社スタッフさんの給与は上がるかもしれません(忙しくなります)が、現場で業務を行う方の給与は上がるわけではありません。働く人が増えるだけですから。
働く人の給与が増えないと社会は良くなりません。




事業を行う以上は業界のために社会のために働きたい

と常々私は考えています。
自社だけよければいいという経営者もいらっしゃいます。
まぁそれはそれで結構。
私もそう思っていた時期がありました。
自分だけ儲ければ幸せだと。
しかし自分が儲けることができるには大きな前提があります。
やはり社会の中、業界の中で仕事をしていますので、全体がよくなかったら長い目で見て自社もよくならないんですね。
自社だけでは成り立たないので。
逆に考えれば、社会や業界に関係のない企業は・・・
少なくとも私は社会や業界に影響を与えることのできる経営者でありたいと思っています。



googleやappleやAmazonのように

このクラスになると人々の生活を変えてしまいましたね。
まぁそんなことができそうな気にもなりませんが、業界の底上げをして、業界で働く人の環境を良くすることぐらいはnano+を通じてできるんではないかと思っています。
働く人が幸せだからこそそこに人が集まり業界が成り立つ。だから長期的に見て良い業界を作ることは必要なんです。
床の管理と一緒で、やった時に綺麗なだけしか考えていない人と、5年後10年後まで考えて管理する人。





現場管理も長期的に見なければ・・・

ワックス清掃の作業後仕上がりだけで判断する方は多いですね。
そんな1週間も持たないワックスなんて何の価値もありません。
その時だけ綺麗でいいなら技術など要りません。
ワックスをたくさん塗れば誰でも光ります。
1年後、3年後、5年後も維持継続が可能であるかどうか。
それを考えてメンテナンスの設計をしなければなりません。
それは資材と作業方法の組み合わせ、そして使う人のレベル。
nano+はそこまで考えて設計をしております。


業界の人の賃金が上がって、社会が良くなりますように。


2018年02月27日 23:15