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現場の組み立て①-1

一口に作業の組み立てと言っても色んな組み立てがある訳ですが、今回はよその業者さんから引き継いだワックスたっぷりの現場の話です。
15年くらい毎月塗って剥離していない想定の現場です。
剥離剤では剥離不可能なレベルに酸化してカチコチです。
ひどい現場になるとケレンすら入らないワックスなんてのも存在します。


これを剥離していくのですが、まずは
・過度に酸化した被膜を還元して剥離剤が効くようになること
・剥離可能な被膜の厚みまで減膜すること
・予算内で剥離できるよう作業原価を合わせること
が重要になっていきます。



そして1度のすべての面積をなんとかしようとしないことです。
結局は1㎡あたりにどれだけ手がかけられるかです。
極論ですが、これだけで分厚いと先にケレンで削れるだけ削ってしまうというのも手段の一つです。
過度に酸化しているとケレンすれ入らないなんてこともあります。
以前ハイプロパッドでも傷が入らない30〜40年ものの被膜なんてものもありました。
具体的な手法ですが、面積のすべてを頑張らずに10%〜20%だけは徹底的にやって、あとは軽く洗って光沢復元洗浄だけで終わるか、薄くUAフィニッシュLを1層入れて逃げます。
ここではどのみち剥離しますのでレベリングなどは無視して擦れない程度にとにかく薄く塗ることを優先します。

次回に続きます。
2024年02月15日 00:00