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現場の組み立て①-2

前回すべての面積をなんとかしようとしないという話をしました。


作業するとすべてを同じように作業する人がほとんどです。
しかし床の汚れや痛みはすべて違いますから、同じように作業すると、汚れの多い場所と少ない場所ですこしずつ違いが出ていきます。
これは1回2回では見えませんが1年もすれば結構な差になります。


油汚れがたくさんあるところとそうでないところを同じように洗うと、油汚れが多いところは脂がある分、ワックスの減膜量が少なくなりますね。
そうなるとどうやっても同じように仕上がりません。
そんな場合は油汚れを先に落とす予備洗浄を行います。
UAフィニッシュLだと油が反応しないので、油汚れだけを取ると綺麗にワックスが出てきて作業終了というパターンも多くあります。


地方で土砂の多い物件なんかもそうですが、日常清掃もされてなく、ワックスに土砂が刺さっているような現場ではSPPパッドを洗浄機につけて土砂の刺さったワックスを物理的に飛ばしてしまいます。
そんなワックスを普通に洗ったら、ダスターをかけずに洗っているのと変わりありませんから、刺さった土砂が洗浄液に先に溶けて思うようにワックスが減膜できずビルドアップします。


このようにして全体のバランスを取るのがメンテナンスです。
ワックスを塗るにしても2層塗るなら、塗るところと塗らないところで2層の段差をつけてはいけません。
すごく目立ってしまいますね。
そんな時は塗らないところ(0層)、1層だけ、2層と階段にしてやると目立ちにくくなります。
そして1層目と2層目を塗り分ける時は、2回目を塗布する時に0層に近い方へ1層目の上を被せて塗ります。
そうすることで1層目と2層目の段が目立ちにくくなります。
1層しか塗らない場合は、塗らない光沢復元洗浄のエリアとの境目に向けてワックスの塗布量を減らしていきます。
トレールワックスモップとUAフィニッシュLの組み合わせなら最小で2cc/㎡まで薄くも塗れますからコントロール次第です。
2024年02月19日 00:00