ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

  • 名称未設定.001

回収率の重要性②

前回の続きです。


ある大手管理会社のお手伝いをしていた時、店舗を巡回していて、床を見た瞬間にテナント製か他社のものかすぐにわかるなんてことがありました。
今でも洗浄機の後ろをモップで拭いて歩く光景を見ることがあります。
カーペット洗浄と同じで黒い水を作って床に黒い水を残せばどんどんワックス床もセラミック床も、石材床、木床とどんな床材でもその黒い水を吸い込んで床は黒く染まります。


モップで水拭きすると床は黒ずみます。
ダスターをかけずにモップ拭きなんて論外です。
床を濡らさずにモップが濡れている状態が正しい状態なのでウェットダスターが必要なのです。
床の汚れにスプレーして水拭きするのが一般的ですが、本来は乾拭きです。
だからこそ元々モップは綿素材で親水基となっており水を吸いやすいようにできています。
テーブルを拭く場合は、汚れを洗剤で水に溶かしてタオルで回収しますよね。
タオルで拭く場合だと乾拭きなのにモップはなぜか水拭きというのは謎なんです。
ちょうど先日セラミックメンテナンスのことでこの話をすることがありました。
そもそも汚れのない場所を日常的に水拭きする必要はまったくないのです。


ナノプラスではワックス床の洗浄作業において汚水回収後のリンスは不要としています。
これは前提条件として、汚水回収率がありますし、元々使用するnano+クリーナーの希釈割合なんかも計算して設定していますから、多機能還元水とnano+クリーナーの希釈を250倍だったり、100倍にした場合にはリンス作業が必要になります。
汚水がベタベタ残っているところを水拭きするような低い汚水回収作業をしていては話は別です。
清掃システムはそこまで考えて設計しなければいけませんから、リンスをするといっても本当にそれは1回のリンスで良いのかということです。
希釈が濃くなればリンスは2回必要なこともあります。


こういったことを正しく理解できていれば、機械や環境によってリンス作業ですら変えていく必要があることがよくわかると思います。
2024年04月11日 00:00