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縦回転の機械

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アップライトを引いて土砂を真っ白になったカーペットが綺麗に。

まぁ引けば綺麗になるよと言われそうですが、数ヶ月まったく清掃されていないカーペットをさっと引いたのでは、目に見えるゴミは取れても、カーペットの色が変わるほど綺麗にはなりません。

それは縦回転の機械の接地面は、面の接地ではなく、線の接地ですから、さっとアップライトを引いてしまうといくら高回転でブラシが回っていても十分に汚れを剥がして取ることはできないのですね。

これは洗浄の機械でも同様で、適材適所がありますので、カーペットの状態やエリアでアップライトをかけた後の洗浄方法を分けていきます。

・重汚染:白パッド洗浄+エクストラクション

・中汚染:白パッド洗浄のみ

・軽汚染:R3で表面のみ洗浄(白パッドより面積が稼げる)

マイクロファイバーパッドも汚れは落ちますが、消耗が早く、現場で洗うのも大変で枚数も必要なので、nano+ではあえて白パッドを使います。
白パッドだとホースで流して水を切ればどんどん交換して使えます。

それを踏まえてゆっくりアップライトを引いてやると、写真のように土砂で真っ白になったアップライトも綺麗にすることができるんですね。

ちなみにR3のような縦回転の洗浄機械でもゆっくり走ればその分だけ洗浄効果は上がります。
白パッドでの洗浄の場合は、面で常に接地していますから単純に擦っている回数が多いということですね。

 



 

ドライの汚れはドライで除去

というカーペットメンテナンスの基礎がありますが、綺麗にするにはここまでしないといけませんからカーペットのメンテナンスは大変です。

「そんなにアップライトに手間をかけるほど単価もらってないよ〜」という声はよく聞きます。

だからこそ表面の見栄えだけよければいいというメンテナンスにシフトしていくんですね。

カーペットはハードフロアに比べて汚れを溜め込む量が多いですから、取りきれなければ蓄積していき、


除去する量<汚れる量という悪いバランスになりがちです。


しかし汚れを溜めこむ特性で汚れる部分は全体の一部。

その部分だけゆっくりかけてやればいいのです。

特に日常清掃では、アップライトよりスイーパーを使うメンテナンスに変わってきています。

日常清掃で表面のゴミを取るだけならいいですが、スイーパーではアップライトのような回収はできません。

よく混同されがちですが、スイーパーとパイルリフターはバキュームではなくブロワですから床面のゴミを直接回収していません。

なので、建物の汚れを持ち込む部分を重点的にアップライトでゆっくりかけていきましょう。

日常清掃の中でエリアを周期を決めてゆっくりかける分には時間の調整は可能です。
カーペットは汚れる部分が決まっていますので、その部分はしっかりアップライトを、そうでない部分はスイーパーで流すようにかけてしまった方が総合的に綺麗になります。
カーペットも(Pタイルも同様)汚れに合わせてエリアを区分して管理することで、より少ない作業時間で美観を維持することができます。


 

一度アップライトをすご〜くゆっくり引かれて違いを見てはいかがでしょうか?

2019年09月25日 13:26