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ワックスの汚れにくさ

光沢が高い=汚れにくさとは限りません。
耐久性が高い=汚れにくいわけでもありません。
いわゆるガラスコーティングと言われるものでも、汚れても取れやすいとはいうものの、汚れていくのは実は早いのです。

 

UAフィニッシュLは限りなく汚れにくい設計のワックス。

UAコーティングはUAフィニッシュLほどではないけれど、それに準じた汚れにくさとUAフィニッシュLにはない耐薬品性と耐傷性を持っています。

これは被膜が持つ化学的に汚れにくいという特性です。

食品スーパーで一部分にだけこれらを塗って、1ヶ月後に行ってみると、その部分だけ綺麗というのはよくある話でして、一般的なワックスとは大きさな差がそこにはあります。

だからこそ日常清掃や定期清掃の作業時間の短縮にも繋がるのです。
しかしワックスの光沢を出す為に
ワックスを研磨するのは良くないという話。

 

 

 

何が良くないか

ワックスの研磨(バフも含む)で光沢を出そうとすると洗浄スピードが落ちるのが1つ目の問題です。

サクッと洗ってワックスを1層塗った方が洗浄スピードが上がる分、ワックスを塗っても早く終わります。

ただしワックス塗布を継続すると剥離が必要になるというのがこの業界の常識ですが、nano+はそれが起こらない仕組みなので塗ってしまいます。

そして研磨するようなパッドで洗ってワックス塗布すると洗浄液に反応した被膜が確実に除去できず、リンスをしても十分な密着率が出ません。
そして洗浄して終了という場合も、反応した被膜が残ると翌日からヒールマークが大変よく入ります。

バフの場合は塗らないから大丈夫と洗浄が十分でないことが多く見受けられます。

この辺りの差はUS SPPパッドを使って頂くとよく分かります。

使い古しになればそれなりに光沢も復元します。

汚れにくさについては、洗浄して綺麗になったからいいや!となりがちですが、研磨するのと、白パッドや黄パッドで洗うのとでは汚れやすさは変わります。(US SPPパッドで洗浄した場合は必ずUAフィニッシュLかUAコーティングを塗って下さい)

白い車のボディに傷が入ると汚れやすくなりますね。

それと一緒でいくら細かい傷であっても現在のフロアパッドの構造だと汚れにくくなるものはありません。

まぁ今までの傷だらけよりはマシといったレベルです。

研磨剤粒子が細かいから汚れないと私も言い続けていましたが、一般的なフロアパッドだとそうですが、白パッドや黄パッドと比べると日常清掃をやっている人はすぐに気づきます。

上にワックスを塗るのならいいかもしれませんが、それでは耐久性は出ませんしね。

 


 

バフは?

バフは摩擦熱によりワックスが柔軟になる温度にして、均等に傷を整えて写像性を出している作業。
その温度をガラス転移点と言いますが、その温度が低いものがドライ管理用ワックス、高いものがウェット管理用ワックスになり、その温度が低い分ドライ管理用のワックスはバフをかけ続けていかないとメンテナンスが成立しません。
これを階段とかトイレとかバフの入らないところに塗るのは論外ですね。

 

バフを続けていると分かりますが、同じ美観を保とうとするとだんだん定期清掃スパンを短くしないと汚れていきます。

剥離しても変わりません!なんて謳い文句もきいたことがありますが、食品スーパーぐらいの汚れがひどいところだとそうはいきません。

例えば事務所ビルや老人ホームなどでは汚れの種類や量がしれているのであまり差は出ませんね。

痛まないところの比較で行けば、日常清掃で洗浄機のある病院にUAコーティングを正しく施工できれば5年以上は定期清掃なしでも維持ができてしまいます。※外来部分はUAフィニッシュLで管理した方が効率的です。

バフは均等に傷を入れているというのは事実で、熱でワックスが溶けて傷を埋めるなんて説明をする人がいますが、本当に溶けて埋まるのならバフをかければ必ず光沢値10程度でも100に近い数字となります。

そうならないのは溶けて傷を埋めることがないからなんですね。

長年ドライメンテナンスをされていた方にnano+導入でUAフィニッシュLになってからの違いを伺っても、バフをしなくなってから確かに汚れないと評価を頂いています。


 

 

レベリング

多機能還元水とnano+クリーナーはワックスを溶かさず柔軟にするもので、難しい技術や知識がなくても平滑性が非常に出やすい設計となっています。

だからこそ光沢復元の簡単で、平滑に洗えて下地を傷めないので増膜性も良く光沢の上がりは早いんですね。

ちなみにUAフィニッシュLですが、一般的な洗剤と青パッドで洗ってから塗ると光沢はかなり微妙な感じです。

光沢以外の特性にパラメーターを振っているので、光沢面は抑え気味です。

しかし洗浄で平滑にしてしまえば問題ないくらいの光沢はすぐに出ます。

光沢復元洗浄あってこそのUAフィニッシュLやUAコーティングなんですね。

 

ただ光沢を戻すだけなら多機能還元水250倍もしくは500倍と黄パッドのみでの洗浄で細いレベリングが取れます。

それ以上復元する場合はワックスを塗った方が早いですね。

光沢を戻す場合はゆっくりに洗浄するとよく戻ります。

しかしゆっくり洗浄するにも限界がありますから、これは遅いなと感じた場合は nano+クリーナーも併用してワックス塗布の作業に切り替えをお勧めします。

といいますか、明らかに綺麗な場合を除き、毎回ワックス塗布作業と割り切った方が早く、そして中途半端に復元できないことによるクレームをもらうことが減りますから、そちらをお勧めします。

人数が増えれば増えるほど、そのクレームを頂く確率は上がりますので。

そしてUAフィニッシュLは速乾タイプなので、ワックスを塗った方が早く作業が終わりますし。

 

毎回レベリングを取りながら洗浄して、それぞれの被膜に複層的に写像性がつきますから、意図的にワックスを多めに塗り重ねていき増膜させていった場合には、光沢度が15でも蛍光灯は2本が写るようになります。

 

長くなりましたので、今日はこの辺りで。

2019年11月04日 22:36