洗浄ワックスの基本作業
nano+導入時によくある質問。
「この動画の洗浄ワックス作業はnano+用の作業ですか?」と。
違います、洗浄ワックスの基本作業です!
どのような洗剤であれ、ワックスであれ一緒です。
フロアメンテナンスの基礎ですので。
実際に何度かあった話ですが、
ある現場はnano+の資機材を導入しているので動画と同じ作業を行い、それ以外の現場はこれまで通りの作業方法をされているというお客様が数件がありました。
これは大きな間違いで、ちゃんとした理論があって基本作業を行っています。
また作業方法が2種類あると逆に現場は混乱し、慣れているこれまでの作業手順でやるようになり、作業が遅いだけでなくnano+の資機材を使っても床は黒ずむでしょう。
作業方法は考えるものではなく体で覚え、息をするのと同じ感覚で作業をするようにしていくのが作業時間短縮への近道です。
作業前のミーティングが終わると、進捗確認は別にしても、具体的な作業指示が出るような作業をしていてはいけないし、指示を出さなくていいような現場管理をしないといけないですね。
もちろん最初からそんなことができる訳ではありません。
毎日の作業でそれができるように訓練をしていくんですね。
その過程で習得するものが2種類あると当然その時間は2倍かかる訳で、収益性が高くなるのははるか先になります。
それぞれの作業の具体的な理論については、セミナーで解説もしていますが、ご不明な方はお問い合わせ下さい。
もう1つのよくある質問
「あんなに洗浄液を撒かないとダメですか?」
ワックスを塗るのには必要な量です。(100cc/㎡以上必要)
ポリッシャータンクから出る量ではとてもじゃないけど、汚れとワックスを十分に落とすことができません。
またビルクリの試験通りにタンク出しで洗いたい人がこの業界には多いようですが、洗浄液を先に塗る手間を考えても、先に塗ってから洗った方がポリッシャーの速度がはるかに早いので、作業終了時間は早くなります。
タンク出し作業は汚れをとって終わりという作業なら問題ありませんが、ワックスを塗るとなるとワックスの除去量が足りずビルドアップしてしまいます。
基本作業を考えなくても無意識にできる。
これができるようになると本当に現場は変わります。