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アーカイブ 全ては自分が使う為

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2019年6月12日の記事のアーカイブです。
農家さんで売る為の作物の畑と自分で食べる作物の畑が違うなんて話を聞いてことがありますでしょうか?
すべての農家さんがそうであるという話ではありませんが、これは我々の業界でも同じことが起こっています。
ひどい話ですが、自社で使うものと売るものが違うなんていう会社があるのも事実です。

我々の業界ではその製品やシステムがどういったコンセプトで作られているか、明確でないものが多いのが実情です。
「〇〇用と書いてある!」という声も出そうですが、それは単品の用途であって、思想ではないのです。
メーカーとしてどういう業界にしたいのか、管理会社・施工会社としてどういった業界にしたいのかということが重要なのです。
売れればいいなんて会社は社会的価値を創造できない会社であって、本来は会社としての思想があって製品やサービスが存在するはずなのです。



↓ここから過去記事

そこまで細かいことをやるのですか?とよく言われます。
先日洗浄ワックス作業の図解もupしましたが、おそらくそれも見て細かい!という人は結構いると思います。
別に細かいのではなく当たり前のことを当たり前にやっているだけで、大変ではありません。
仕事ですし、細かいことの積み重ねが結果に反映されることなのできっちりやるというだけ。
逆に結果に反映されないことはやりません。


 

ワックスメーカーさんで例えてみましょう

洗剤やワックスというのは基本水ですので、生ものなんですね。
なので海外から何ヶ月もかけて60度を超えるコンテナの中に詰められて運ばれてくるなんていうのは論外。
野菜だったら腐ったり、凍ったり。
真夏の車内に放置なんてのもあまりよくはありませんので、現場に着いたら陽の当たらない室内へ移動します。

 
ワックスを作るその水を、いわゆる美味しい水と言われる名水と汚い川の水で作っているメーカーさんのどちらを選ぶでしょう?
流れている水をそのまま使うわけではないのですが、水の持つ酸化還元電位には差がありますから、傷みやすいか傷みにくいか違いはあります。
もちろん名水の方が!と思いますが、そこまで考えてケミカルを選定する人はいませんね。
しかしそこまで気にして生産するメーカーと、そうでないメーカーでは品質管理の精度にも大きな違うが出ることは言うまでもありません。
またそれが現場でどのように差になるか?
ほとんどの人がそれだけではあまり結果は変わらないでしょう。
その違いがわかるレベルで作業しているかどうかという問題もありますが。。。



 

この話の趣旨というのは

そこまで気にして作業をしている人とそうでない人は明らかに差が出ると言う話です。
直接的な品質に差が出るのはもちろん、作業全ての精度が違うので丁寧でクレームが発生しにくいということにつながります。
たかがワックス、たかがマシン、たかが一つの作業。
車が汚い、マシンが汚い、こんな会社は大体現場を見るまでもなく、汚いですね。
車やマシンが綺麗にできない会社が、それよりもっと難しい現場を綺麗にはできません。
この仕事をしていますと、業界の1流の方に会うことも多いですが、1流ほど車もマシンも綺麗です。
本当にすごい会社は洗浄機も新車状態です。
そのたかがを積み重ねていくことが目に見える明らかな差(品質・耐久性・作業時間)に出てくるのです。

nano+と他のシステムや資機材を比べた場合、nano+は圧倒的に優位でしょう。
そのように研究して作っておりますので。
しかし競合他社もnano+を使う可能性はゼロではありません。
その時はそういった細かい積み重ねが差に出てしまいます。
(もちろん営業的な面などもあるので現場の品質だけで決まりませんが。。。)
もし現場で施工のコンペとかがあったり、競合する会社の作業が見れれば、どのくらいのレベルでというのは丸裸なので対策を講じることはできます。
SNSなんかで作業をupしている会社がありますが、それだけでだいたい分かってしまいます。
あーあ、こりゃダメだとか、これは本当に素晴らしい思うことも色々。
もっと良くなって欲しいと思うので、メールやインスタにコメントさせて頂くことも。



 

全ては自分で使う為

これが他のメーカーさんの商品とnano+の一番大きな違い。
売る為の清掃システムではなく、自分自身が、自社のスタッフが現場で使う為を第1の目標としていますので、自分が使う為に理想を追求しています。
売る為、利益を得る為だと洗剤の希釈が濃いシステムを作ります。
そして洗剤が濃くなれば、ワックスもたくさん必要になります。
20倍希釈ぐらいの洗剤と500倍希釈の洗剤では、売れる本数は比較になりませんから。
なので、nano+はなかなかリオーダーが来ません。
ワックスの密着率も高く、既存ワックスでもそれが改善されていくので、ワックスの消費量もどんどん減ります。
実際に1年にUAフィニッシュLを120本使われていたお客様が1年で20本程度になってしまうことも。。。
うちの現場でさえ、月に18L1本を消費しなくなってしまいました。。。

自分で使うからこそ、短時間で高い品質が出せるよう、コストがかからないよう設計をしているということです。
そして使うもの全てに細かいところまで気を使って製品が出来上がっています。

↑過去記事ここまで



これまで色んなメーカーさんと話をしてきましたが、良い洗剤って何ですか?と聞くと、「スプレーした瞬間に汚れが簡単に落ちる洗剤」とよく返ってきていました。
なぜ?と返すと「それが1番売りやすいから」と。
確かに言っていることは間違っていないのだけど、色んな意味で間違っていますね。
多機能還元水はどんな汚れにも対応はできますが、どの洗剤よりも劇的に落ちるなんてことはありません。
まったく別の部分に重きを置いていますから。

これまでの業界は売る側都合でできてきた業界でした。
しかし使う側がそれを使って現場を作るのですから、もっとそういった本質的なことを学ばねばなりません。
「落ちてナンボ!」なんて言っているのではなく、いかに安全なもので汚れを落とすのか、いかに汚さないようにしていくのか、これはその人本人の知識や技量です。
知識や技量を置いておいて簡単に落とせる危険なものに走るというのは成長になりませんし頂けません。

この洗剤は安全です、とかアルカリ電解水だから安全ですとか、よく聞きますがではそれを飲めますか?
つまりは安全ではないのですよ。
何を持って安全を判断していますか?メーカーが言ったから?
天然素材だから安全ですか?トリカブトは天然ですが危険ですよ。
天然素材だから必ずしも安全なんてのは安易なのです。

そういったことがあるからこそ、作っている自分自身が使うものというのは意味が大きいのです。
2022年09月22日 05:55