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アーカイブ トレンドは「均質化」

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2019年5月29日の記事のアーカイブです。

今月のアーカイブ記事は均質化について触れてきましたが、ちょうど高級食パンが流行っていた時代でした。
食パンに限定して高い品質の食パンを均質化するという流行でしたね。
今でこそ下火になり、その次は唐揚げが流行ったりしましたが、そういった均質化できるビジネスは誰でもできるということもあり、事業を広げやすいのです。



↓ここから過去記事

こちらの写真。
上は、先日放送されたテレビ東京の「ガイアの夜明け」
テレビ東京はビジネスの情報が詰まった番組が多いので面白くてTverでいつも見ています。
今回は高級食パン専門店をフランチャイズで展開されている会社の話。
そこで出た株式会社銀座仁志川の社長のこの写真の一言


 
いつ誰がどこで作っても同じパンを提供できる


そして、下は同じテレビ東京の「カンブリア宮殿」で取り上げられた、国内の色々な場所で豆苗・スプラウトを製造し、食料問題を解決しようとされている株式会社村上農園の社長の一言。

 
他の工業製品と同じように
どこでも同じ品質でなければいけない

 


いわゆる
 
「均質化」


の話
nano+が目指すところと同じところを目指している企業が続いて取り上げられていたので、少しテンションが上がってしまいました。
テレビ東京のビジネス系の番組が取り上げているということはトレンドになる可能性も高いですね。

よく考えたらこの「均質化」はどんな業界でも当たり前のことですが、今回の話がすごいのは工業製品を製造する工場でもなければ飲食店のチェーンでもなく、自然を相手にしている企業であるということ。
食パン屋さんは飲食店でなく、気温・湿度によって変化する酵母の戦い。
豆苗も気温・湿度・日当たりで味が変わってしまうのだそうです。
ちなみに我々清掃業界も気温と湿度に左右されるので、自然を相手にしていると言っても過言ではありません。
経験がありますが、南九州の2月ではガンガンワックスの塗り込みができるくらい暖かいのに対して、長野県の2月では-7度でロングコートを着たまま洗浄機を押したこともありました。
もちろん-7度では洗浄するだけで、ワックスを塗ることはできません。
そのように地域によってメンテナンスはまったくことなりますし、また季節によっても気温・湿度・床温が違うので、同じように作業しても耐久性には大きな差が出ます。



 

均質化の話に戻りますが、

飲食のチェーン店で、店ごとに、作る人ごとに味が違っていたらクレームの嵐です。
清掃業界で仕事をしていますとなかなか難しいと思われがちですが、


 
nano+では工業製品レベルの
現場品質の均質化は可能


と考えています!
といいますか、これができないと清掃システムとは言いません。
清掃の現場は、同じ会社の中でも作業する人によって作業方法が違い、機材が違い、資材が違いと、そんなことで品質が統一できるわけがありません。
同じ会社の飲食店で店ごとや作る人ごとにレシピが違うなんてのはありえない話。
それが清掃業界は現場ごとに担当が決めたりというおかしな業界。
レシピは会社として決めなければ、提供する品質が一定になりません。
そして原価も一定にならないので収益性にもバラツキが。
だから広く展開していけないのです。
これができていないのに広く展開するとバラツキがでてしまい、クレームが増えるだけでなく、どんどん利益率は下がっていきます。
だから清掃業は広く展開できず、地元密着業という常識が付いて回ります。
なんとかこれを打ち消したいですし、大きな差別化が難しい業界では、大きな差別化をやった会社が圧倒的に勝ち残ります。



 

清掃業界で会社として提供しているものは何でしょう?

床の仕事であれば、衛生的な空間を維持する為に床を維持すると共に床材を保護する為にメンテナンスしていますね。
床を洗うこと、ワックスを塗ることを目的として、手段と目的を間違えている人は多いのではないでしょうか?
つまり目的が達成できるなら必ずしも洗浄ワックス作業をしなくてもいいという訳です。
だからこそ契約範囲でないところでも、目的達成の為に必要なら範囲外でも洗浄することがあったり、玄関マットをこちらの費用で設置したりと管理を行っていきます。



 

売上の限界を超える

自社でできる作業には限界があります。
しかし清掃業界の企業の多くは何となく作業して、何となく経営しています。
営業して受注してたくさん作業をこなしていけば儲かる!と。
しかしそんなことはなく、売上には限界があります。
決まった人数と機材で1ヶ月に作業できる人数には面積に限りがありますから。
例えば10席しかないラーメン店でMAX5回転×客単価@1000円だと→満席になっても50,000円の売上が限界となります。
清掃の現場でも、15インチのポリッシャーとバキュームでできる面積というと自ずと限界が見えてきます。
現在の装備で対応できない面積となるとその物件の為だけに大型の洗浄機とパワーゲートなどの設備投資が必要になります。
ただ1つの現場の為にそういった設備投資を行うのは無謀な行為。
かと言って、小さな機械でキャパを超える面積を作業すると、時間も人もかかり、作業にも負荷が大きくなるので、クレームの発生率が上がるだけでなく、利益率も低くなってしまいます。
そうなるとそういった設備を持っている会社に仕事をお願いするようになりますが、作業する会社が複数社入ると品質のばらつきが出てクレームになるというのはよくある話です。



 

誰にでも作業ができると

いわゆる飲食店でいうレシピがはっきり決まり、同じレシピの会社が他にもあって、そこと一緒に仕事ができれば、色んなところで展開ができるということです。
つまり

 
nano+ = レシピ!


であるとも見ることができます。
※+の後に=って変に見えますね・・・
nano+は品質のバラツキを防止する為に、誰がやっても同じ品質で仕上がるよう、極力誤差を少なくするようシステム設計されています。
なので、nano+のユーザーさんであれば安心して仕事を頼めるんですね。
それでも心配なら動画で作業風景を送ってもらえればいいのです。
今の時代スマホで撮ってLINEでサクッと送れますから。

自社で作業すれば、どれだけ早く作業してもできることには限界があります。
床のメンテナンスは、年間で管理する売上=面積(㎡)です
作業できる面積から自ずと自社の売上の限界というのは見えてきます。
しかし信頼して依頼できる会社があることで限界は高くなっていきます。
これまでは品質管理が難しかったので展開できなかったのですが、nano+を使うことで品質も担保できます。
そして耐久性の高い被膜ができるので、初期施工は面積が大きいものの、一旦被膜ができてしまえば作業面積は減らせるので、少ない人数でもメンテナンスができるようになります。
必ずしも作業可能面積=売上限界ではなく、管理可能面積=売上限界なんですね。
その為少人数でも広い現場を受注することができるようになり、一気に売上を伸ばすことも可能です。
そうすることで1人あたりの生産性はさらに高くなりますね。

ちなみにうちの会社ですが、あまり現場を受注していませんが、1人あたりで見ると普通の会社の作業可能10倍以上の面積を管理しています。だからこそ1人あたりの生産性が高くなるのですね。

管理している物件を元々の年間回数で作業しなければならなくなったらもはや不可能です。
なので品質を落とすことができず、しっかり管理しないといけません。

nano+のように品質統一ができる清掃システムを使うことで、清掃会社としての将来的な可能性は大きく拡がります。
またnano+を使って頂ける方会社が全国に拡がることで、自社だけでなくnano+を使われる会社全ての可能性もチャンスも拡がっていきます。
全国に展開している大手はあっても、品質をそれなりのレベルを維持して全国で一定にできる会社など存在しません。
会社として全国に展開しなくても現場品質を担保できるシステムブランドとして展開することは可能だと思います。
nano+が拡がることで、現場も改善され、働く人の収入も増えて、労働時間を減らしても収入が確保でき、自分の好きな趣味に没頭したり、大切な人との時間を大切にできる業界ができると信じていて、だからこそ私はこの事業にやりがいを感じています。

それを達成するには、1人の名選手を少ない人数育成するよりも、多くの人の教育・管理できる名コーチ・名監督が必要だと思います。

↑過去記事ここまで


メンテナンス業では製造業のような均質化は難しいなんていう意見もありますが、そもそもその入口にも立たずに難しいと言っているのが明らかですね。
飲食店に例えるならレシピと食材が決まっていないような状態です。
そんな状態で均質化などあったものではありません。
まずは他の業界からそういったことを学ぶことも大切なのです。

 
2022年07月21日 05:55