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アーカイブ 洗浄液のリンス

コラムのイラスト.001
2019年6月5日の記事のアーカイブです。
ナノプラスになってリンス作業を不要な洗浄液となりました。
とはいえ、剥離剤を使う場合にはリンス作業が必要です。
クエン酸などで中和しないといけないなんて人がいますが、それは大きな間違いです。
以下に書いてある酸を使った中和の話も、海外の製品を輸入する会社がよく言う話ですが、現実的に現場の床ではそのようなことが起こっていませんから、水を使うだけで問題ありません。
また多機能還元水でリンスすることで回収率も高くなります。


↓ここから過去記事

先日お客様と話をしている中で剥離剤を使った時に、水ではphを中和するのは物理的に不可能なので中和剤(酸)を使う必要があるというように言われたことがあるという話しがありました。
中和するには1㎡で1tの水が必要と。
ph11の1Lの剥離剤を薄めてphを10にするには10L、ph9にするには100L、ph8にするには1000Lとなっていくわけです。


 

ですが・・・

床にある剥離汚水を水で薄めるでしょうか?
汚水は回収してからリンスする水を撒きますね。
それだけの水の量は必要はないのです。
回収率を上げて残る水を少なくした上で、多めに水を撒いてリンスすることでリンス率を上げることができます。
例えば100cc/㎡撒いたところを90cc回収して、10ccのところに90cc撒いて95cc回収すると、残ったのは1cc。
最初の1/100になっていて、100倍に薄めたのと同じですね。
実際に現場でもphは2下がります。
nano+カスタマイズのT2だと回収率が上がりますので、さらにリンス率は上がります。


 

中和剤を使うと

床面全てが一定のphにリンスできるかという問題があります。
必ずにも一定にならず、また全体が酸に傾くこともあります。
賛成に傾いた床面でワックスを塗布するとパウダリングし、ちゃんとした被膜ができません。
そういったことから中和剤を塗布して回収し、もう一度水を撒いて回収することで中和します。
phだけでなく剥離剤に含まれる界面活性剤についても1回のリンスで中和することは不可能です。
また酸とアルカリの反応で残った塩(「しお」ではなく「えん」)
※説明はグーグル先生でどうぞ。
も残りますので、それを回収する為に結果、もう一度水で洗浄が必要です。



 

nano+の洗浄液は

多機能還元水500倍希釈→ワックスへ悪影響なし
nano+クリーナー→濃度的にワックスへの悪影響なし
汚水の抱き込みによる被膜のくすみは脱色できます。
一般的な洗剤で3回くらいリンスしたのと同じぐらいの状態です。
なのでリンスしなくても問題ありません。
リンス作業するということになると、2倍の面積を洗うということになりますので、実質的な作業面積が少なくなるわけですね。


作業面積が減ることで作業効率が高くなります。
多く減膜したいから250倍希釈とかを使われる方もいらっしゃいますが、リンス作業を入れるなら500倍希釈で2回洗う方が表面の荒れも少なく、塗布機が1台でも作業できますね。
もしくは1回洗浄してそのまま回収せずに数分放置して、除去した被膜の下をもう一度反応させてもう一度洗うことで減膜量を増やすことも可能です。
普通の洗浄液だと乾燥したり、水が足りずにうまく落ちないということになりますが、nano+の洗浄液は洗剤が薄く水が多いので、洗浄液が飽和せずサラサラのまま効率よく作業することが可能です。

今日はこの辺りで。


↑過去記事ここまで


よくある話ですが、リンス作業をする際に、パッドやモップを変えられない方がいらっしゃいます。
そんな状態でリンスしてもリンスになりません。
作業的に面倒なのであれば、一度全ての面積を剥離して、道具を洗った後、水洗浄を2回行えば良いだけです。
度々道具を洗ったり交換するのは面倒ですから、道具を持っている会社は2セット使ったりすることもありますね。
パッドドライバーを2枚用意して、モップや塗布機をもう1セット準備しておけば良いのです。
2022年10月06日 05:55