アーカイブ おいしい仕事に変えるんです
2019年6月2日の記事のアーカイブです。どこの会社でもそうなのですが、デフレの進んだ今の世の中で30年前のような単価の現場など残っていないのです。
収益性の低い物件を収益性の高い物件に変えるのが技術であり、それにはワックスの耐久性をこれまでより引き上げる技術だったり、汚れにくい状態を維持できるメンテナンス方法というのが必要になります。
ナノプラスはそれを意識して設計しています。
日常清掃なら洗剤を全て多機能還元水に1本化するだけで、洗剤コストが1/5程度になり、コストダウンできますね。
月に10万円洗剤代がかかっていれば単純に8万円利益が生み出せる訳です。
現場も1本で全て対応できるので運用も簡単で、500倍希釈ですからなかなか減ることもなく、在庫管理も楽になります。
非常に簡単な話ですね。
↓ここから過去記事
お客様から「おいしい仕事はないかいね〜?」と聞かれることがありますが
だいたい「あるんだったら自分でやりますよ〜」と返します笑
昨今ではいわゆるおいしい仕事なんてなかなかお目にかかれませんね。
ただし、おいしい仕事がないというのは一般的にという話で、おいしい仕事は自分で作るものです。
作業時間の短縮でおいしくしてしまう
作業時間を短縮してコストを詰めます。作業の段取り述べ9時間の作業を4.5時間に短縮できれば1人あたりの生産性は2倍になります。
nano+による戦場スピードの向上はもちろんのことですが、作業の段取りでも大きく変わります。
洗浄ワックス作業では、1人の人が色々な作業を行い、道具の持ち替えが多く発生します。
なるべく同じ作業で最後までやり切る方が作業時間を縮めることができます。
例えばスーパーの通路を1本ずつ仕上げていくのと、10本一気に流れで仕上げて行くのではどうでしょう?
10本一気に洗いきってからその後バキューム作業に入ると道具の持ち替えの回数が1/10になりますね。
この削減は本当に作業時間の短縮に効果的です。
これを普通の洗剤でやりますと洗浄液が乾燥して水を打つという無駄な作業が発生したり、洗浄ムラができたりとトラブルの原因になってしまいます。
nano+だとそれが起こりにくいので作業時間が短縮しやすいということです。
仕様変更でおいしい仕事に変える
HPを見られたお客様からおいしい仕事をされていますよねと言われることがあります。そりゃ時給換算で5,000~10,000円ぐらいになる仕事をしていたらおいしいと言われるかもしれません。
が、元々おいしい仕事だったわけではありません。
むしろ現場によっては他の業者さんが赤字スレスレでやっていた現場もあります。
これまでの仕様で作業すると不採算の現場を、仕様変更でこれまでより品質を上げてさらに収益性も上げて、美味しくない仕事をおいしい仕事に変えているのです。
年12回洗浄ワックスの現場を年6回にすれば利益率は高くなりますね。
そしてそれを実現するのに必要なのは汚れにくさと耐久性です。
耐久性向上により単価アップ作業原価を上げる!
耐久性を出せれば年間回数が減るので1回あたりの金額は高くなります。その分1回あたりの作業原価を上げる余裕ができます。
普段から作業原価を下げろと言っているのに、作業原価を上げるなんて言っていることが違うじゃないか!
と言われそうですが、状況によっては作業原価を上げてその分作業の質を上げていきます。
1度の作業原価を上げて時間をかけて作業できれば、その分しっかりと洗浄に時間もかけられますし、しっかり乾燥時間を取ることもでき、耐久性を上げることができるようになります。
極端な話、1日で午前1層、午後1層で夜間は冷房で乾燥させ、翌日も同様の作業で作った被膜なんて贅沢な被膜です。
連休などで大きな現場に入る場合で、2日目に他の場所を作業しながら前日作業したところに塗り足しをするということはよくあります。
そうなればしっかりとした乾燥時間が取れるのでさらに耐久性が伸びて、年間回数をさらに減らすことができるので、どんどんいい方に転がっていくんですね。
これは現場によって異なりますが、日常清掃でウェットダスターを使って管理できる現場なら耐久性を伸ばしやすいので、維持ができる現場なら耐久性を追求できる作業をした方がいいでしょうね。
逆に何をやっても毎月洗浄してワックスを塗らなければならない現場なら作業時間を短縮していった方が正解かもしれません。
つまりは現場の状況や仕様に合わせてどうセットアップするかですね。
↑過去記事ここまで
量子フロアメンテナンスを使った現在の耐久性の参考値として、日常清掃の無い月1回定期清掃のスーパーで、月1回光沢復元洗浄をしていれば被膜の量さえあれば1年以上はUAフィニッシュLでもワックス塗布は不要なレベルになってきました。
洗っていて被膜がなくなってくるので結局は塗り足ししてしまうのですが…
スーパーでそのくらいのレベルですので、他の建物であれば5年、10年塗らないバフもなしというのはさほど難しく感じません。
机と椅子が多い専門学校の教室ですら、年1、2回の光沢復元洗浄でワックスを塗るのは最低でもこれまで3年周期くらいでしたので。
物が多いところではワックスを塗るか塗らないかで大きく利益率が変わります。
ホームページの下の方にも記載していますが、この耐久性と汚れにくさを活かして、年間回数を減らして年額を削り、その分一回の単価を上げていくのです。
単価が上がらない限りいくら打ち上げを増やしても、人や物が消耗するばかりで、収入は増えていかないのです。
2022年08月11日 05:55