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アーカイブ 新規現場の準備

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2019年6月10日の記事のアーカイブです。
新規現場で見積を出す時に何人で何時間くらいだからを見積をされる人は多いかもしれません。
定期清掃だと安易に㎡×単価とかなんて人もいます。
本来はその現場の作業スケジュールを作成してからそれに基づいて見積を行い、契約になり現場立ち上げの段階でそのスケジュールを業務担当に渡して管理をスタートするというのが正しい形だと思います。
管理会社のあるあるですが、営業が取ってきた物件がどうやっても黒字にならない問題。
どんな積算をして取ってきたの?と現場がビックリするやつですね。
現場を知っている営業マンであればお茶の子さいさいですが、その経験がない営業マンは他社がこのくらいだからとポンっ出してしまう傾向がありますから、見積を出す前に業務担当と一度すり合わせをした方が良さそうです。
実際にそれをやっている会社って少ないのです。



↓ここから過去記事

私の好きなドラマのドクターX
ちょうど今、AbemaTVでやっていますね。
主人公の目力が強い女医の大門未知子の口癖は「私、失敗しないので!」
オペの前には頭の中でシュミレーションして、オペで起こりうることを全て想定して対策をノートにまとめていきます。
医者には一度の失敗でも、患者には命が関わることなので、問題に対する対処が全てクリアにならないとオペに踏み切ってはいけないと大学病院の医師を叱責する場面があります。
かたや、同じ医療ドラマの「医龍」
主人公朝田龍太郎は、オペのシュミレーションを屋上で実際にオペの動きを練習するシーンが毎回あります。
どちらも命がかかっているので、人事を尽くす為にリハーサルをしているんですね。
テレビ番組や舞台でもリハーサルがあり、そこで内容を詰めていき、本番で最大の結果が出るよう準備しますね。



 

現場では?

リハーサルをしている人は少ないですね。
実際に作業してリハーサルはできませんが、ホワイトボードを使ったり、ノートを使ったりしてシュミレーションは可能です。
このシュミレーションを行うことで、道具の忘れ物を防ぐことができます。
道具を準備する時にも作業をイメージして必要なものを積んでいきます。

日常清掃の管理をされる方はご存知ですが、誰がどの時間になんの作業をするのか時間割をつくりますね。
定期清掃でも本来これを作るべきなんです。
特に現場が大きくなればこれは必要になり、これを元に作業前ミーティングをすることでロスなく作業が進みます。
初めての現場だと、終了の時間に対して進んでいるのか、遅れているのかの確認が取れますね。
遅れていればそれに対して、作業を間引かなければならない場所を設定したり、作業の割り振りを変えたりと変更が必要になってきます。
狭い現場では作業時間の管理よりも、無駄な作業や段取りが大きく変わります。
作業する順番で、ワックスの乾燥時間の間に他の場所を作業できたりできなかったりと随分と変わります。

もちろんそれをするには現場調査は不可欠で、行ってみてから考えるでは遅いのです。

いきなり全ての現場でこれをやるのは大変ですし、コストもかかります。
ですが、管理技術の向上の為、必要なものですので、大きな現場と小さな現場を一つずつ訓練としてされてみてはいかがでしょうか?

↑過去記事ここまで


現場で作業に入る前も重要ですが、シュミレーションをしてから入っている人は少ないでしょう。
スケジュールが決まっていれば時間ごとに進んでいるのか、遅れているのかすぐにわかり、現場責任者は調整を行わなければなりませんが、それなりに考えなくやるから終了時間が安定しないのです。
うちの現場でもそうですが、食品スーパーに毎月入りますが毎月全面を洗って塗るわけではありません。
全面光沢復元洗浄の時もあれば、光沢復元洗浄で終わりの場所とUAフィニッシュLを塗布する場所に分ける場合もあります。
ワックスを塗るのであれば、警備会社があとで来た時に通る場所を考えてワックスを塗るタイミングを考える必要があります。
うまいタイミングで塗っておけば塗り逃げができるのに、タイミングを間違えると乾燥待ちになってしまいます。
これを起用に現場で組み立てることができる人なら良いのですが、それができる人の方が少ないですから、事前にこのパターンはこう、こっちのパターンはこう。という風にパターン化しておくことが大切なのです。

また少し話は変わりますが、その昔大工さんの業界では、開始前の8時、10時、12時、15時と必ず休憩時間がありました。
ただ休憩するだけではなく、進捗の確認とそれに対する指示がなされているのです。
小さな現場ではそんな必要はないかもしれませんが、人が増えて別れて作業する場合はこれが大切になってきます。
2022年08月25日 05:55