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アーカイブ 令和時代の品質とは

コラムのイラスト.001
2019年6月15日の記事のアーカイブです。
色んな比較を行う際に、基準を決めて比較しないと正しい比較はできません。
自分の感覚を大切にすることも大切ですが、結果的に「それってあなたの主観ですよね」というどこかの誰かさんから言われそうなにおいがしますね。


↓ここから過去記事

ポリッシャータンク出しで洗わないと時間がかかる!
ワックスを塗るよりバフの方が速い!

なんて声を聞くことがあります。
ため息しか出ません。。。

大前提として、仕上がり品質が同じレベルであるかどうかがまず重要です。
結果はどうであれ洗えばいい、バフをかけたらいいというのなら、ポリッシャーを使わず洗浄機で洗ってバフをかけるのが早く、出てくる結果も大差ないでしょう。
しかしそれでお客様が満足する結果が出てくるかというとそんなことはありません。
ポリッシャーのタンク出しで洗おうが、洗浄機1パスで洗おうが、正しく洗えていません。
正しく洗えていないから剥離が発生してしまう。
剥離があるということは、毎回自分で汚しに行っているということになります。
そして剥離が必要だからと言ってお客様に剥離代を請求するのは詐欺に近いレベルの愚行です。
またバフについても、ワックスを塗る程の光沢がすぐに出る訳ではありません。



 

作業のスピードも

ポリッシャータンク出しと洗浄液先塗りで洗うのでは、圧倒的に先塗りの方が洗浄スピードが上がります。
バフとワックス塗布を比べても、同じ光沢を出そうとすると、ワックス塗布の方がはるかに短時間で出すことができます。
洗浄液を塗るという工程が増えることで作業時間が増えると思いがちですが、作業スピードはトータル時間で考えないといけませんので。
バフに至っては、ワックスの粉やパッドのカスが空間を汚染するので論外。



 

剥離がある=失敗

であることは間違いありません。
まずそれを認識しなければなりません。
飲食店で失敗作ばかり出していれば来店客数が減るのは当たり前。
製造業で不備ばかりある製品を出していればクレームは続発して売れないのは当たり前。
なので、企業経営として正しい製品やサービスを提供するのは大前提の話。
それを現場で提供できているかどうか。

決まった金額の中で、同じレベルの製品やサービスを提供するのであれば、いかに短時間でコストをかけずにそれが提供できるかどうか。
これが重要になってきますね。

↑過去記事ここまで



そもそもこれまでの業界標準レベル→ビルクリ作業方式だったり剥離清掃が発生する作業方法・管理方法が欠陥であり不良品なのです。
不良品が標準の業界っておかしくないでしょうか。
どのみち不良品だから安い方がいいわという話にしかならないのです。
その本質は役務提供という言葉に表れています。

つまりは人間が働くことを提供している人材派遣的なイメージです。
しかし本来は完成物を提供している訳であり、ただしい完成品を提供できていないからそんな業界になってしまったのです。

この仕事を長くやっていますと、ダスターをかけずに洗う人は、ゴミをワックスモップで回収しながらワックスを塗る人、早ければ品質なんてなんでも良い人、やることはやったのだから品質は関係ないという人などなど、とんでもない人をたくさん見てきました。
そして令和の時代になってもいまだにポリッシャータンクから洗剤を出しながら洗っている人の方が多い業界。
そんな人と基準を同じにして戦うこと自体が先がない訳ですから無意味なのです。

飲食店なら料理がまずくないこと、スマホなら故障せず使えること、これは普通のことです。
しかしこの業界にあるような、そもそもワックスが密着しないような床を提供したり、ワックスが黒ずむ管理、洗わない方が綺麗なカーペット管理など、まずい飲食店であり故障しているスマホと変わりありません。
そんなものに価値がないから価値がない価格になるのです。
2022年11月17日 05:55