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コードレスポリッシャーの活かし方

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↑ペンギンのリチウムバッテリーを搭載したポリッシャー。
この登場によって現場作業は大きく変わりました。
コードレスポリッシャーの活かし方というとひたすら洗えばいいじゃないと言われそうですが、今日の話はそういう話ではありません。
もちろんコード付きからコードレスに変えるだけでも効率は上がり、事故なども減らすことができるので、今のマシンの分野においては最もトレンドと言えるでしょう。
だいたいが1時間あれば70%まで充電を回復できるので、予備のバッテリーを1つ持っていれば、現場で入れ替えて充電する限り、バッテリー切れを起こすことなく1日洗えます。
しかしいくらコードレスだからと言って頑張っても17インチは17インチでしかないのです。
しかも実際に洗えている幅は回転している以上半分以下の200mm程度。
12インチとか15インチとかも見ることがありますが、作業効率が悪く感じます。
「狭いところにも入れるから」という意見もありますが、現場のほとんどは17インチが入れる物件が多く、現場の1割未満しか狭いところはなかったり。
1割未満のために全体を効率を損ねるのは勿体ない気がします。
特に昨今では、狭いところ用のマシンも増えてきていますので。



 

話は逸れましたが、

活かし方というのは、コードレスポリッシャーを使うことによって、洗浄機の効率が2倍にも3倍にもなるという話。
うちの会社は元々17インチの洗浄機だけで現場を管理していました。
狭いところでも洗浄ヘッドだけをいれて洗えば、結構洗えるもんです。
しかしヘッドを入れて、横にこじって、引いて出してと洗っていましたが、1日作業していて、まっすぐな通路ばかりでない建物では中々大変です。
洗浄機の動きは基本全身の動き。
対してポリッシャーは横の動き(自分が横になれば縦になります)で小回りが効きやすいのが特徴です。
洗浄機はポリッシャーにはないサイズの、24インチ、28インチ、32インチなど大型のものがあり効率を上げることができます。
しかし大きくなればなるほど、壁面がまっすぐでないデコボコしたところの細かい処理はしにくくなります。



 

ポリッシャーの活用法

洗浄機を活かす為に、ポリッシャーを活用します。
メインはあくまで洗浄機。
洗浄機を真っ直ぐしか走らないようにポリッシャーで先に隅を洗ってしまいます。
そうすると洗浄機の洗浄の効率が最大になりますから、トータルでの作業効率が上がります。
17インチの洗浄機でも大きく変わります。
コードレスポリッシャーは隅擦りなんですね。
ポリッシャーで当たらないところは、UAフィニッシュLを塗らなければ問題ありません。



 

コード式ポリッシャーだと

コードがあると洗浄機の動きが取れにくくなりますので、邪魔にしかならなかったりします。
そして建物から電源を取ること自体がリスク。
意図せずブレーカーを落としてしまい事故が起こったりします。
ブレーカーの位置も把握していて、特に何も電源が取られていないのであれば問題ありませんが、ブレーカーが落ちるということは他で何か使っているからなので。
そして、そのコンセントに何も刺さってなくても、1つのブレーカーで他のコンセントの共用されていることは多々ありますから。
ブレーカー付きのコンセントを義務付けている会社もありますが、他のコンセントで容量が喰われていれば、300w程度しか使わなくてもの元ブレーカーが先に落ちることも想定されます。



 

事故=クレーム→解約ということも

事故を起こすであろう会社に発注する会社はありません。
品質面のクレームならいざ知れず、作業上の事故クレームは論外。
どれだけ効率化を図っても、事故が起こるような効率化はしてはなりません。
メンテナンスの仕事は減点方式でほとんどの場合、加点はありません。
事故を起こさないのが普通で、事故を起こした時点でどれだけ素晴らしい仕事をしても0点です。
そう考えた時に少しでもリスクは減らした方がいいですね。
その為にバッテリーマシンだけでの現場管理というのは非常に有効なんです。

うちの現場でもカーペットの現場ではコードのマシンを使いますので、電源は全て確認済みです。
カーペットのマシンも実用レベルに耐えられるバッテリータイプが出るといいですね。
コードレスポリッシャーではカーペットは15インチでも厳しいですから。

今日はこの辺りで。
2019年10月12日 15:15