ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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アーカイブ nano+の本質

コラムのイラスト.001
2019年6月20日の記事のアーカイブです。
ナノプラスをどう捉えるかという視点の話です。
基本的な物事の見方というのは、大きなところから小さなところから見る方が全体像が見えるので、間違えた認識をしにくく、理解するスピードも速いのです。

ちょっとしたテクニックですが、本を読む時も目次がありますが、目次を全て見て全体の構造を把握してから読むことで全体像を理解した上で見ることができます。
子供の学校教育でも、いわゆる勉強の仕方を学んでから学ぶべきであり、教科書を最初に全て読んでおいて全体をある程度イメージして学ぶと学習効果が高いことが報告されています。

続きの大切な部分は下の続きます。


↓ここから過去記事

たまに聞かれる「新しく出た某社の洗剤とnano+組み合わせたらどうなりますか」という質問。。。
なかなか失礼なことを聞いてくれるなと思うことも。。。
そこに悪気はなく興味本位だとは思うのですが、よそのメーカーさんの商品と合わせて何が起こるか、だいたい想像はつきますが、立場上中途半端なことは言えないので、想定という前提か、テストをしていないので分かりませんとしか言えません。

こういった質問をされる方はまず本質が正しく理解できていないというのが明白です。
本質とは、何の為にそれを使っているのかということ。
これを全て紐解いていくと、目標達成する為にそれぞれが互いにバランスをとっていることが分かります。
なので、どれか欠けてもダメなんです。
指定品などの制約の中で、結果をわかっていて使われている方は別なので、どんどん使って頂ければと思っています。



 

洗剤とかワックスとか

例えば多機能還元水よりよく落ちる洗剤はいくらでもありますし、UAコーティングより耐久性の高いワックスやコーティングも世の中にはいくらでもあります。
当社でも全体のバランスを考えてリリースしていない商品があるのも事実。
もっと汚れを落とす能力を簡単に上げることはできますが、マイナスの面もあるのです。
それぞれに一長一短があり、良いところがあればその反面悪いところもある訳で、資材の一つを見てああだこうだと言っても、現場で出る結果はそれ単品で決まることはないということです。
よく落ちる洗剤の欠点も、耐久性が高いコーティングの欠点も、物の欠点もあれば、それを使うことで発生する運用上の欠点も出てくるのです。



 

バランスの崩れ=欠点が増える

そして完成度が高いシステムほど、何かを触ればバランスが崩れて、欠点が増えてきます。
どれだけよく落ちる洗剤を持ってきても、どれだけ耐久性の高いコーティングを持ってこようと、nano+が目指すところに向かっていけなければまったく意味がありません。
そして全体のバランスを取って、欠点を消しこみながら、誰が使っても求める結果を出せるようにするのがシステムメーカーとしてのノウハウであり、仕事です。
資材それぞのの単品は目標があって存在するものであって、資材があって目標が存在するということ自体間違いなんですね。



 

なので・・・

何も考えずに決まった通りに使って頂くのが成功への近道。
色々と考えるのは面白いかもしれませんが、まずは正しい基本を覚えてから変えていかないと、全体を理解できていないのに変えていっても、目標とするゴールからはかけ離れたところに行ってしまいます。
最初は基本の作業を正しくできるようになることが重要。
細かいところまでやっていくとベテランの人でも一朝一夕にはできません。
そしてそれを重ねていくうちに気がつくのです。
物を変えて何とかしようと思うより、マシンのメンテナンスや改善、人材の教育、営業の強化など、他のことに注力していった方が会社として前向きであることに。



 

特にnano+は

nano+ユーザーは一般的なビルメンさんと違って、システムにより最低限の技術レベルを担保していますので、仕事を頼む時も安心して頼めます。
ビルメンテナンス業は基本地元密着業なので、どこが地元かで会社の売り上げの限界は決まってしまいます。
ありえない話ですが、シェア100%になっても市場規模以上の売上にはなることはないので。
しかし他のエリアにでも自由に展開できるとしたら。
市場規模が大きな市場に出て仕事を受注できればどこが地元でも関係なくなるのです。
マーケットシェアの研究ではこれを「展開率」といいますが、展開率を上げにくい業種だからこそ、展開率を上げてしまえば他社との差別化ができて会社は伸びていきます。
そこで立ちはだかるのが作業を頼める会社の存在で、そして頼んでもちゃんといい仕事をやってくれるかどうか。
また大手の企業であれば、全国展開した時に、自社のスタッフで均質化ができるかどうか。
これは大きな問題なんです。

nano+は他の清掃システムのように綺麗になることだけでなく、特にそういった経営的な部分に重点をおいており、展開を容易に行えるというのも強みとなっています。
最近ではこのエリアのこのくらいの面積ができる会社を紹介頂けないかというお話もよく頂くのでご紹介させて頂いております。
エリアが遠いから対応できないと諦めることなく一度ご相談頂ければ、会社が大きく成長できるチャンスはもっとあるかもしれませんね。

↑過去記事ここまで


我々の実務レベルでもポイントになるのは、ナノプラスは何をする為のものかということ。
そこから理解していく必要があって、ワックスがどうとか、洗剤がどうとか、そんなことは後でも良いのです。
それよりも重要なのは情報や技術の方です。
ある程度はシステムとして現場で使う人を支援するような仕組みになっているので、物自体の細かいものを

会社であれば経営的なところから現場のことを見ることが重要です。
現場ばかり見ていても経営的にどちらに進むのかは分かりません。
どれだけ素晴らしい現場を作っても、それが生かされなければ意味がありません。
自分は現場しか作業してなく経営的な仕事はしていないからという意見もあるでしょうが、現場を良くすること=経営的に正解ではないことは、これまでのコラムでは明らかで、その現場だけ綺麗にしすぎる過剰品質も経営的には失敗なのです。

歴史に例えると日本の歴史を知ろうとすると、その背景にある世界の歴史を知らなければ、なぜ日本でその時代にその出来事が起きたのかは見えません。
それと同じで、会社全体や業界全体から現場を見ていかないと、現場だけの情報量では見えないものが多いですね。

この大きなところから見ていける視点というのは、抽象度であり、周波数であり、IQとはまた違った頭の良い人の視点であり、思考のパターンだったりします。
視野が増えることで、情報量が増えますから、これまで表側しか見えていなかったのが、裏側や内側、非物理的分野を見ることができるのです。
これは何も仕事に関わることだけでなく、人生においてかなり重要なことだったりします。
2022年11月24日 05:55