洗浄機導入と運用の話
今日はちょっと経営的な話です。
「リースと借入のどちらで購入するのがいいですか?」
答えはもちろん借入です。
借金は嫌だという人もいるかもしれませんが、リースも借金ですし、自分のものにならず、途中解約もできないとなると、メリットはないですね。
リースの方がバランスシートの点数を悪化させないという意見もありましたが、現代の会計ではそうではありません。
支払うものが決まっていると見なされますので。
支払わなければならないものがあるのに、資産が無いと逆に宜しく無いのではと思ってみたり。
借入でも購入すれば、万が一の時に洗浄機を売却して現金化できます。
そしてリース会社は、借入枠を減らさないメリットがあります。といいますが、利益が決まっている以上、返済能力は決まっているので、実際にはリース代も長期債務と一緒になってしまうんですね。
借入の点数付けで、返済能力の点数の配点は大きいのです。
なので、借入の方がオススメです。
何より今は借入金利が安いですから、リースは非常に割高に感じます。
借入金利とリース料金は同じ%でも違いますのでご注意を!
◯100万円で比較
借入金利1.8%で5年返済:総返済金額1,045,750円
借入金利2.0%で5年返済:総返済金額1,050,806円
リース料率1.95%で5年契約:総返済金額1,152,000円(再リースは1/12)
こんなにも違うんですね。
しかも自分のものにならない。。。
借入は日本政策金融公庫がオススメです。経営者に対する負担が少ない制度も諸々あります。
特に現場で作業される経営者は、怪我をして現場に出れなくなると収入が大幅に減ってしまうということもあります。これまでもそういったお客様を見てきました。
その際でも相談に行けば、わりと柔軟に対応してくれます。
一般の金融機関だと、担当者の成績に響いたりするので、なかなか嫌がります。
コスト削減幅で考える
1現場で1人削減して15,000円/人とした場合、3現場で45,000円。テナントT2のnano+モデルは、税抜きで610,000円。
約13.5ヶ月で元が取れてしまうのですね。
お金が貯まってから購入でも良いですが、借入を起こして早期に利益改善を図るとともに疲れの少ない作業に変えていくことも1つの経営判断。
利益改善できるのなら早ければ早い方がいいのです。
利益改善を先延ばしにするということは、先延ばしにした分だけ損をしているのです。
nano+のT2はパワーゲート不要
nano+では標準装備のクイックコネクターとは、バッテリーを1個ずつに分割できるコネクター。
これがあると予備バッテリーの積み替えが簡単で、予備バッテリーを持っていれば1日中ゴリゴリ使っても洗浄機は動き続けます。
そうれでなくても専用バッテリーは純正の2倍程度の稼働時間があります。
そしてバッテリーが外せることで、洗浄機を降ろさなくても、バッテリーだけ下ろせば充電可能です。
バッテリーを下ろすと、洗浄機は女性二人でも持ち上げることができるので、軽の箱バンに積み込めます。
洗浄機というと、大きな作業車というイメージもありますが、うちの会社でも元々軽の箱バンで女性2人が積んで作業に行っていました。
特にnano+だと道具が少ないので、軽の箱バンでも十分に詰めてしまうんですね。
地味ではありますが、車両コストが抑えられるというのは大きなポイントです。
ましてパワーゲートをつけるとなるとさらにコストはかかりますから。
車を買い替える必要なく導入できる洗浄機は非常にメリットが高いと言えます。
30万円を超えると減価償却
しないといけないので、利益が出た!→洗浄機を買って節税!とはならないのです。
決算時の消費税支払額を減らすことにはなりますが、決算月に買っても所得税の節税効果は減価償却のさらに1ヶ月分となります。
ところが当社より洗浄機を購入頂く場合は、税法上
全額を一括で損金計上
が合法でできるのです。
つまり決算月に61万円を経費として計上できるのです。
ご希望の方は詳細をお問い合わせ下さい。