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高すぎる品質を揃える均質化

均質化は品質を揃えるという意味。
低い品質を底上げするのはnano+が勝手にやってくれます。
しかし、本当の均質化は高すぎる品質をも下げて基準に揃えること。
高い品質があると、そのせいで基準とする品質が低い評価を受けてしまうのです。
なので、高い品質ですらバラツキになってしまうのです。
高い品質が出せるということは、基準品質までの差があり、そこには明確なコスト差がありますね。
ということは過剰コストがかかっているということです。
品質を少し下げていいのなら、作業時間は短くできるのです。



 

大規模な会社では、

必ずと言っていい程、外注先によって全国で品質のバラツキがでます。
そしてお客様がチェーン店だったりすると特定のエリアだけ高い評価が出てしまうという結果が見えています。
そうなると、元請けさんの会社のカラーでなく、施工会社の施工カラーが出てしまうのですね。
1万点規模のチェーン店になると、数字ではっきり出てきます。
そういった現場を管理する会社においては、できない会社は論外として、できすぎる会社も困るのです。
そういう会社に限って自己主張が強すぎて、その会社でなければできないような作業をしてしまう。
管理する側からするとそれはなかなか困るのです。
その会社が全国の物件で全てそれをやってくれるならいいのですが、1物件でそれをされて、お客様から全部の物件でそれをやれと言われると本当に困るので除外したりします。





 

小規模な会社では、

だいたい社長が一番仕事ができます。
しかし、社長が現場に行かないと品質面が⁉️ということありませんか?
いい仕事がしたい!その気持ちはよく分かります。
しかし社長のいい仕事は、自分自身が作業して高い品質を出すことではなく、自社のスタッフを教育してレベルの底上げを図っていくこと。
いくらすごい人でも1人で作業できることには限界があります。
それよりはすごくはないけど、平均点の作業がちゃんとできる人が数人いる方が、会社としての戦力は高くなります。



 

「どやっ!」という品質

昔は私も「どやっ!」という品質を出して威張っていました。
一つの現場を考えた際には、予算内でお客様に最高のものを提供したいという気持ちでやっていて、高い評価も頂いていたので嬉しかったのですが、その後に出たお客様からの一言が今はよく分かります。



 
「こんなに綺麗にしなくていから20%安くしてくれない?」



昔は「無理っ!」って突っぱねましたが、今考えると納得できます。
近隣の店舗ではそこまでの品質を出していなかったので、チェーン店としては過剰品質なんですね。
ただチェーン店だからこそ、価格を下げる訳にもいかないというこちら側の事情もあります。
つまり最初から品質を落としてローコストで管理して、利益ももっと出していれば良かったという話なのです。

立場によって色々な事情がありますので、それも考えて仕事をしないといけません。
大手になればなるほど、100点は求められません。
うちの会社ぐらいの規模でも、自分が現場に行かない為、また作業する特定の人がいなくなったら困る為、100点を求めなくなっています。
70点80点ぐらいを継続的に出せるレベルでいいのです。
この人じゃないとできない!というのも大事なのですが、替えが効かないというのは企業として一つのリスクなんです。
自分自身ならできる!けど、怪我をして現場に行けなくなった場合、誰かに頼んでもできないではお客様に迷惑をかけてしまいます。

人が少ない時代だからこそ、そういう意味での「均質化」も必要なんですね。
2019年08月14日 18:44