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評価されない項目② 清掃とメンテナンスの違い

先日現場でお客様と話をしていて思ったこと。
いつも感じる清掃とメンテナンスの違い。
「定期清掃の現場では毎回100点を出さなくていいのですよ〜」と言ってはみたものの、なかなか納得頂けない。。。
臨時の物件だと100点出さないとまずいですけどね。


清掃とメンテナンスの違いは、人によって認識は異なりますので、nano+ではこのように定義しています。
清掃:汚れたものを綺麗にすること
メンテナンス:汚れないように維持管理すること
この考え方の違いから目的達成に対して使用するものも異なれば、どのくらいまでやるかという話も変わってきます。
受注形態としては、いわゆる臨時と定期という区分けです。



 

よく売れる洗剤

一般的によく売れる洗剤とは、「瞬間的によく汚れが落ちる洗剤」とケミカルメーカーでは言われています。
その方が瞬間的に効果が目に見えるから。
これは清掃という目線の考え方。
メンテナンスという目線から見ると、よく落ちる洗剤はその分素材やワックス表面を荒らしたり、残留が多くリンス性が悪い、汚れやすくなるという問題がついて回ります。
清掃と違い、汚れきってから清掃するのではなく汚れないようにメンテナンスするので、そのようなものを必要としてなく、一度で100点を出すという考え方も少ない定期清掃では、あまり落ちなくても汚れない洗剤の方が使いやすく、リスクも少なくなります。
結局は、汚れる量ー汚れを取る量=0以下にできるかなので、汚れる量が少なければ汚れを取る量も少なくていいのです。
だからワックスや素材を荒らさない多機能還元水と、汚れにくく汚れを剥がしやすいUAフィニッシュLが効果的なんですね。
汚れない洗剤なんてまず評価されませんが、必ずしも落ちる洗剤が良い洗剤ではないのです。



どうしてもという場合、ワックス床なら剥離が最強になります。
しかし剥離剤を使うことは危険であり、上記のような問題もついて回ります。
そして定期的に入るので、初回に剥離して後で楽をするのならいざ知れず、毎回毎回作業に手をかけて仕上げるなんていいうのは論外。
お客様がその違いを分かってくれて単価を上げてくれるならいいのですが、結果が同じなら早く終わる方がいいのです。
現場の美観が同じなら良いのではなく、お客様の満足度が一緒なら多少の誤差は良いのです。
プロが気がつく部分と、お客様が気がつく部分は大きく違いますので。
その差を埋めるために必要なのはお客様とのコミュニケーションですね。

実際に一般の資機材で一生懸命作業されている現場に比べ、nano+の現場は適当にやってもはるかに美観が高く、半分の時間で終わり、剥離がない管理ができているのです。
なので、1回の作業だけ見て云々というのは意味がないのですね。
多少の洗浄漏れがあっても年間で見ると大した問題にならないことが多いです。
年間を通じて黒ずまない管理とは、定期清掃の度にワックスを塗る以上にワックスを洗浄で剥がしています。
剥離が必要ないのは綺麗なワケですからそれでいいのです。
それを過剰に洗浄してワックスを剥がすことは無駄な作業ですね。



 

経営的には

1回限りの臨時清掃に比べ、継続性があり毎回の作業が大変でないメンテナンスの方が経営としては圧倒的に有利です。
うちの会社が定期清掃しかしないという理由はここにあります。
工事業のように1受注あたりの単価が高ければ臨時でも良いのですが、清掃の仕事は単価が安いのが難点。
そして臨時の仕事は、売上が安定しないだけでなく、利益率も低いのです。
関東のように物件量が多いエリアでは、臨時ばかりでも売上に困ることはないでしょう。
しかし時給1万円なんて仕事はまずありえないのです。
定期物件が多いと、毎年の売り上げも利益をやる前から全て見えているので、経営的な安定性は非常に高くなり、設備投資もしやすく、その分利益率もさらに向上していきます。
だからこそ1人あたりの生産性が大きくなっていくのですね。

nano+は清掃でも使えないことはありませんが、どちらかというとメンテナンスに特化しています。

2019年07月29日 14:33