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ワックスの塗布回数

コラムのイラスト.021
厚塗り1層より薄塗り2層の方がもつ!とか、ワックスをたくさん塗り込んだ方がもつ!とか、人によって意見は様々。
そもそも1層とか2層とかいうのは、まったく意味のない話で、塗布量によって何ミクロン(1ミクロンは1/1000ミリ)の被膜ができるかという話からスタートしないといけません。
HPの説明やコラムでは、便宜上1層や2層という表現はしていますが。。。



厚塗りや薄塗りというのが問題ではなく、
その過程の方が重要なのです。
重要なのは、ワックスの
・塗る前の乾燥
・レベリング
・塗ってからの乾燥
・硬化
※密着に影響を与える洗浄液の残留量の管理はもちろんのこと
これを考えて環境(気温・湿度・床温)に合わせて塗布量を調整していきます。

剥離した後は通常よりワックスの層を重ねて塗っていきます。
しかし乾燥が悪い時に塗り重ねても、乾燥もしなければ硬化するのにも時間がかかります。
硬化していないのに塗るから耐久性も十分に出せません。
洗浄液の飽和の問題は別として、乾燥や硬化の問題があるから、寒い時の剥離は昔からオススメされないのです。



ワックスが擦り切れる
という人がいます。
歩行ラインのワックスがなくなると言いたいようです。
ワックスが擦り切れて床材が出てくることなんてありません。
傷は入ることはあっても、そこがすり減ってなくなることはないのです。
密着不良などで剥がれてきます(いわゆるスカッフですね)が、表面が少し剥がれる程度。
簡単に剥がれるのなら、剥離の時に苦労をすることなんてありません。



最低ラインとして
15cc/㎡×2層くらいの厚みがあれば十分に歩行による傷から床材は守れます。
食品スーパーのように、重たいものを台車が引っ張るような現場は6層くらいあってもいいでしょう。
剥離した時には、15cc/㎡×2層を塗布して、翌日もしくは翌月の作業時にさらに同じく2、3層塗布程度。
1週間以内だと被膜もそんなに汚れないので、ダスター→洗浄機の後に塗り足しても大丈夫です。(油汚れのない前提)
洗う際の裏技ですが、ビルドアップさせる場合は、多機能還元水500倍と黄パッドで洗浄してUAフィニッシュLやUAコーティングを塗りたします。
エンボスが大きい床だと,SPPパッドを使って表面を飛ばして平滑にしていきます.


---ここからはオンラインサロンのみの投稿です---

 
2021年02月08日 10:00