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AIやITの話

先日、あるところで出会った、とある経営者の「ITのことはよくわからないから」という話。
どのレベルでという話ではありますか、「まったく分からんと」言われて、そんなに歳も変わらない経営者なので、この会社大丈夫なんかいねと。
以前IT担当大臣がITに精通してなく、「Twitterは自分で更新しています」と発言し失笑というニュースも流れました。
専門の人がいてその指揮を取るなんて言われていましたが、知識がないので国益を考えた最終的判断ができる訳がないのです。

ちなみにうちの会社の採用基準の1つは、現場のスタッフでもスマホに勤怠のアプリを入れて使えるか、LINEで画像が送れるかです。
これができないと管理にコストがかかるので、どれだけいい仕事ができても採用することはありません。
むしろ現場経験はない方が変な癖がなく成長が早いということもありますが、スマホが分からない人にを教えるより、未経験者にnano+を使った現場作業を教える方が簡単なのです。



 

パソコンがオフィスに出回り始めた時代

パソコンを使えないと世の中についていけないよという話があり、みんな必死でパソコンを覚えた時代がありました。
現代ではパソコンが使えない人も少ないでしょう。(若い人でタブレットばかりでパソコンが使えないという、なかなか斜め上をいく人も現代にはいます)
経営者に至っては、パソコン、スマホができるのは当たり前で、経営には様々なことが関わってきますので、ITリテラシーを上げていくことも必要になってきます。
しかし現代では当時ほどITに関する危機感は持たれていないような気がします。
40代でもスマホは分からないという人もまだいます。
しかし70代でもバシバシLINEを送ってきたり、Amazonばかりで買い物をする友人もいます。
結局は本人の危機感とやる気ではないかと。。。
ITに疎いということは、情報の収集が効率的に行えないともいえ、情報社会と言われる現代では情報弱者という言葉もできました。
覚えることが能力で重視されなくなり、ネットでググる(検索する)能力(これはこれで奥が深い)が必要になってきました。
情報はネット上にあるので、必要で正しい情報をいかに引き出せるかの能力の方が重要なのです。
今までの経験は時代の進歩とともに古いものになっていきますので、新しい情報にアクセスする必要があります。
特に日本では、古い情報はテレビや新聞などのマスコミに広告を出す人にとって都合の良い情報で、全ては真実ばかりではありませんでした。
YouTubeがそれらに変わって台頭し、マスコミ離れが進み、真実の情報が見えてくる。
つまりこれも正しい情報を引き出せるという能力の一つなんです。

ITはただ使うことが目的でなく、それをどう活かして何をしていくのかが目的なのです。
私自身も昔のWindowsからMacに代わり、iPhoneを持ってクラウドによってネット上のデータが統合され、どの端末からも同じ情報が見れるようになったことで、仕事の処理能力は飛躍的に上がりました。
ITに疎い方には、この一文だけで意味がわからないかもしれません。
つまりはパソコンやスマホはただの情報を見にいく為の扉でしかなくなり、そこからネット上の自分のデータを見にいき、それがどこからでも見れるので、必ず事務所に戻る必要がなくなるというもの。
昔の携帯電話がない時代はそうでしたね。
今は電話ではなく、全てがそうなっているのです。



 

任せているから安心

スタッフや専門家に任せているからという話も聞きますが、知っている経営者と知らない経営者で経営戦略は大きく異なってきます。
どの会社でも昔からよく聞くフレーズ「お金と税金の関係は税理士に任せているから大丈夫!」
そう、数字に弱い経営者です。
でも本質的にどこまで任せているのかが理解できていないので、経営が思わしくなくなる時にトラブルになるのです。
税理士さんの仕事は納税に関わるところであり、資金調達などはまったく別なのです。
しかし経営者は全部任せているんだからとトラブルになるのは良くある話。

またスタッフがこう言ったから、これをやってみたというのは、そのスタッフの目線で判断している可能性があります。
経営者としての目線、株主としての目線、スタッフとしての目線、それぞれ立っている立場が違う以上、目線は違うのです。
ITのレベルにもよりますが、IT企業でもない限り経営者に求められるITリテラシーのレベルはさほど高くありません。
高いレベルは必要としない割に、企業の生き残りを左右するのはITリテラシーがあるかないかであったりします。
まずはやってみて慣れていくのがいいと思います。
会計ソフトにしても、昔から比べると、経理が分からない人でもできるようになっていますので。



 

AIを使う

AIによって様々な職種がなくなると言われている時代とは言いながら、そのAIを使う側が理解できていないという問題。
働き方は変わり、バックヤードオフィスはAIやITによってミニマム化されます。
つまり本社には人が不要になっていく時代。
本社に人がいないと、販売管理費が減っていきますので利益率が上がり、企業の競争力は高くなります。
一番の問題は人間がやっていることをAIやITにどうやって置き換えるとという話。
その業務をやっている人にそれを言っても、自分の仕事が奪われると思い、進むことはないのです。
だからこそ経営者はそれを判断できる知識を持たねばなりません。
2020年02月20日 10:00