ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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プラットフォームに会社を合わせる

現在ではAmzonやSAPのように企業の在庫管理や売上管理として使える一般的なシステムがあります。
AmazonをECサイトだという人がいますが、それは大きな間違い。
Amazonで購入する人から見たらそうですが、Amazonを使う企業にしてみれば全く違うのです。
物流・金融・受発注・広告など様々なサービスをまとめてやってくれる企業という見方もあります。

清掃業界でも「うちの会社は特殊だから」といって結構な費用をかけて自社のシステムをシステム会社に頼んで現場管理や人事管理のシステムを作る会社があります。
そういっている本人が思っているほど、特殊なことはないのです。
実はうちの会社も当初、専用のショッピングサイトを作って、nano+専用アプリなるものを作ろうとしたことがありました。
しかし初期投資で数百万円かかるのにそこまでやってメリットある?となりやめてしまいました。
それより既存のもので安く使えるものを使った方がいいですね。



 

うちの会社に合わない

だいたいの会社がそうです。
しかしシステムを会社に合わせるのではなく、会社をシステムに合わせるのです。
変えるのはなかなか精神的労力が必要ですが、その方がコストは安いのです。
うちの会社でも人事管理は会計ソフト「freee」の労務管理ソフトを使い、タイムカードはアプリに変わり給与計算がなくなりました。

物についても、ショッピングサイトはBASEとAmazon、物流はAmazonに合わせるという形に変わっています。
現在の多機能還元水のパウチタイプはAmazonの配送に合わせる為にパウチになったようなもの。
最近ではAmazonの配送に合わせて箱も変更しました。
Amazonからの配送ができることで、全国一律の運賃設定が可能となっているだけでなく、一部首都圏では当日配送が可能になったりと配送上のメリットもあるのです。



 

これは現場でも同じこと

何度かコラムにも書いてことがありますが、何か新しいことをやろうとすると、「今まではこうだった!それで困っていないから今のままでいい!」と主張する人がいます。
会社としての決定事項に反対するスタッフさん。
普通の会社ならクビです。
うちの会社も決定前はスタッフの意見は聞きますが、決定事項についての反論は存在しません。
そこにプライドや本人の気持ちなどは無用であり、本質的には会社全体の環境の置かれた中で品質改善やコストダウンの為にそれを行っています。
それを進めようとすると必ず現場スタッフさんから出る意見「現場のことを分かっていない!」と。
ガンダムなら親にぶたれたことがなくてもブライトさんにぶたれます。
戦場である現場からは戦場全体のことは見えないので、全体が見える指揮官が全体を見て決めているのです。
全体を見た上で経営者や管理者は変えていくことを判断しています。
そして特定の現場のことを理解して特定の現場に合わせること自体が間違いなのです。
特定の現場でマイナスになる要因があったとしても、全体がプラスになればいいと考えていかないと全体を見るのは不可能。
例え120点の現場があったとしても、そのせいで90点の現場がクレームの現場になってしまうのです。
お客様は1つの現場でできることはすべての現場でできるので、金額が一番良いところに合わせろと要求します。
それを現場責任者は自分の手柄だと思いがちですが、会社全体で見ると大きな損失。
手柄を立てたと思っていても、できる人の方がお荷物になってしまっています。
そういう人は独立して自分でやった方が良いのです。
そして1人でやっていては会社は大きくならず、人が増えていった時にそれが理解できる日が来るのです。
自分もそうだったのでよく分かります。


例えば吉野家がある1店舗のスタッフの要望を聞いて、その1店舗専用のメニューを作ることはないのです。
現場で何かを変えることも一緒。
それぞれの現場の意見を聞くことは大事ですが、それぞれの意見を聞いてきた結果が今のビルメン業界。
現場ごとに違う資機材と違うやり方。
吉野家で言うなら、店舗ごとに
・違う食材
・違う調理器具
・違う調理方法
こんなことをしていては均質化などできるわけもなく、その企業のブランディングもできるわけがありません。
そうなると1店舗では勝てても、残りの店舗では全敗という可能性もあります。



 

均質化は利益率改善に

現場の資機材とオペレーションがバラバラなので作業原価も当然バラバラになります。
資機材とオペレーションが違うと、他の現場に応援に行ってもどれで何をしたらいいのやら・・・
明らかに全て同じものにしてしまった方が楽だと思います。
また均質化によってクレームが減りますので、クレーム対応のコストが減ります。
ビルメン業は無駄な目に見えないコストの塊みたいな業種です。
それをどうやって削っていくかが収益性改善のポイントであったりするんですが、クレームに至ってはちゃんとやるべきことをやっていれば起こらないもの。
資機材とオペレーションが決まっていれば、現場で起こったクレーム(品質的なクレーム)については、現場を見ずとも原因解析と問題解決はできるのです。
だからこそ現場を見なくてもお問い合わせ頂いた内容にすぐに回答することができるのです。
これが違いメーカーの洗剤やワックスで知らない組み合わせと間違った作業方法をしていると正しい答えなど出るわけがありません。




nano+でなくてもそうですが、社会にあるプラットフォームに会社を合わせることで事業は効率化していけるのです。
nano+をプラットフォーム化する!というのもそういったところ。
本来会社が力を入れるべきところはプラットフォームによってカバーできない部分ですね。
まずはどうやって集客するか、どうやって人を集めるか。
この辺りはオンラインサロンで進めていきます。

コロナウイルスのおかげでこのような時期だからこそ、これまでのものを全て捨ててしまって新しいプラットフォームに刷新するのも良いかもしれませんね。
2020年04月02日 10:53