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社会的に生き残る企業・淘汰される企業

現代では、ブラック企業は存在自体が悪、無くなって頂いて結構という風潮にあります。
政府自体が労働の法整備も進め、有給の取得や過剰な残業に対する規制を進め、それが守れない企業は無くなって頂いて結構という姿勢を示しています。
これは中小企業潰しではなく、ブラックな会社潰しというのが正しい見方ですね。

ブラック企業やそれに準ずる企業は、人が集まりにくく淘汰されていく時代。
誰も幸せにできない企業は人手不足倒産で無くなってしまうのです。
一昔前に「12年間勤務で月給14万円、日本終わっていますよね?」というネット掲示板の叫びに対して、堀江貴文氏が「日本じゃなくてお前が終わってんだよwww」とツイートして炎上したことがありました。
12年間勤務して月給14万円でなぜ転職しないのかという意味ですね。
これだけ人手不足な世の中だったらそれより条件の良い転職先たくさんあります。
なのに働く人がいるからそんな会社が成立してしまう。。。
働く人も訳あって転職されないのでしょうが、働く人がブラック企業を助けてしまっているのです。



 

この業界でも同じように

私個人の意見ですが、これだけ情報も技術も進んだ世の中で、剥離があるようなワックス管理をしている会社は淘汰された方が業界の為だと思っています。
剥離作業をする人の健康にも良くないですし、そもそも毎月メンテナンスに入っていて被膜を黒ずませること自体が時代錯誤。
色々なところから批判もあるかもしれませんが、存在自体が業界の悪でありブラック企業だと思います。
安い単価だからまともな仕事もできずそういった状態になりやすいというサイクルに入っています。

誰もがスマホやパソコンを持ちネットが発達している世の中であれば、様々な情報はネット上にあり、それを検索することもできるでしょう。
今これを読まれている方はそういった意識の高い方々ですからそんなことはないと思いますが。
つまりそういった環境があるにもかかわらず、それを調べようとしない人、調べてもやらない人は、お客様から見れば怠慢でしかありません。
結果がどうという以前の話で、お客様から管理費を頂いていながら、それに見合った結果を提供する努力をしていない訳ですから。



 

管理会社さんでもよくある話

そういったダメな会社は外注費が安く済むからと、管理会社さんからは意外にも発注量が増えるのです。
私も昔そうだったのでよく分かります。
利益率が高くなって成績上がりますから、安くやってくれる会社に「まとめて発注するからもう一声!」とさらに値切っておりました。
しかしそこには落とし穴があります。
クレームの発生とその対応のコストを考えられていません。
クレーム対応のコストってものすごくかかるのです。
またお客様からの失った信頼はコストでは語れないレベルの損失。
そして外注先を変えるとなるともっと神経を使います。
外注先が変わる時は、絶対に失敗できないところに追い込まれているので。

結果、ちゃんとした会社に頼んでおいた方が、手間がかからず目に見えないコストが削減されて利益は出るのです。
1物件あたりの利益率は下がるかもしれませんが、1人で管理できる物件数が圧倒的に多くなります。
現場の状態が良いと品質面はある意味手放しで良くなり、100%お客様の方を向いて仕事できますから。
現場が悪いと、現場品質とお客様に挟み撃ちにされているようなものです。
そして管理するスタッフさんもクレーム続きだと精神的に持たないので離職率は高くなります。
管理スタッフの雇用・育成ほどコストのかかるものはありません。

ダメな会社に頼む会社があるから、その会社が中途半端に生き残ってしまうのですね。
会社としてやらなければならないことは当たり前にできる会社だけが生き残れば業界も良くなっていくのではと思っています。
そして昔と違って社会的圧力によってそれはどんどん進んでいます。
天下のセブンイレブンでさえ、FCオーナーとの軋轢が社会的に問題となっている時代。



 

残業をしていると利益は出ない

元々現場が効率化されてなく、大きな利益が出ない会社は労働時間も長く、残業も多い会社であることが多い傾向にあります。
残業の割増25%を支払うと利益は圧迫されますので。
(ブラック企業は払っていないかもしれませんが、払っていないのは近い将来労基の調査の際に遡って払うようになるので同じことです)
また働き方改革法の割増賃金率の変更についての中小企業の猶予措置は2023年4月から中小企業も適用を受けることになり、月60時間を超える残業については割増25%→50%となります。
これに違反すると6ヶ月以上の懲役もしくは30万円以下の罰金ともされています。
割増が50%になるとさらに利益は出なくなるわけで、そうなると残業してまで仕事を受注する会社は減るか、利益のでない会社は倒産に追い込まれていきます。


最終的に正しく法律を守り、適正な利益が出せて、それなりの給与を出せる会社が生き残るという結論。
そこに中途半端なことをする会社の存在する場所はなくなっていきます。
人を幸せにできる会社が生き残り、人を不幸にする会社は淘汰される。
当たり前といえば当たり前のことなのですが。。。
2020年01月31日 13:35