1種類の洗浄液で落とす技術
色々とよく聞く話です。
現場に行くのにあれもいるこれもいるとピックアップしていたら洗剤だけで15種類になってしまったと。
車に積んでおくにしても、現場まで全てを持っていくのはナンセンス。
現場を見て使うものだけを持っていけばいいですね。
汚れは1種類ではない
動植物油の汚れにはアルカリ!水垢には酸!と使い分けるのが清掃業界の常識ですが、汚れが1種類なんてことはないのです。トイレの大便器だと、人間の尿や糖分、油分、水垢など様々なものが複合的に汚れを構成していますので1種類のもので落ちるわけがないのです。
しかも酸やアルカリによっても合う合わないがあれば、酸の中でも合う合わないも存在します。
動植物油と鉱物油は違いますし、水垢と尿石では違うのです。
そんな中で1種類の洗剤で落とそうとするのが間違いなのです。
よくある話でトイレが真っ白になって釉薬を焼いた状態になっているところに多機能還元水で洗うと艶々の便器が出てきたという話。
サン◯ール使ったんだねと思っていたら、ガサガサになったのは蓄積した水垢の表面だけで陶器までは届いていないパターン。
〇〇用という洗剤はnano+にない概念
多機能還元水1本で全ての汚れに対応できるから。nano+のHPを見て頂ければ、洗浄の方程式や色々な情報があります。
↑の画像は洗浄の方程式。
これが本当に正しく理解できていれば多機能還元水1本でだいたいの汚れは何とかなるのです。
そしてそれは多くの洗剤を使い分けるよりはるかにレベルの高い技術。
多機能還元水自体は劇薬ではありませんから、劇薬のような落ち方はしません。
しかし汚れを落とすメカニズムが違うことで、汚れの種類を問わないので、正しい知識と理解があれば全ての汚れに対応ができるのです。
多機能還元水1本でハウスクリーニングの汚れは十分対応できるよというお客様もいらっしゃいました。
ルパン三世で石川五右衛門が斬鉄剣1本で戦闘機を切ってしまう。
そんな達人のイメージですね。
それを達人でなく、誰でもできるようにしているのがnano+という仕組み。
ガラケーがスマホに変わったように、メンテナンス業界のテクノロジーもどんどん変わっていくのです。
2019年11月23日 22:57