今まではこうだったは必要ありません
昔はすみ擦り10年なんて言っていた時代もありました。今でもそういう会社はあると思いますが。
それを今でもやっていたらみんな辞めてしまいます。
nano+には、剥離するとき以外はすみ擦りという作業は存在しません。
隅までワックスを塗るから角を擦る必要がある。
→隅までワックスを塗らなければ角を擦る必要はないのです。
ワックスを塗るのはポリッシャーの当たるところだけです。
17インチのポリッシャーが入らないところは人も歩くことはないので、多機能還元水をまいて回収しておけばいいのです。
ちなみにですが、ちゃんとすみ擦りをやったと思っても実際には減膜できている訳ではないのです。
しゃがんでスコッチでガシガシ一生懸命やっていれば別ですが、スプラッシュホルダーやブラシで擦っても、撫でているレベル。
10年単位で検証しましたが、これは明らかな結果でした。
情報の民主化
という言葉が最近ネットで出てくるようになりました。今まで触れることのできなかった情報がgoogle先生に聞けば何でも分かるのです。
つまりgoogle先生が教えてくれる情報レベルでは指導やコンサルでお金を取れなくなっている時代なのです。
「ググれっ〇〇!」(綺麗な言葉ではないので伏せました)というネットスラングがありますが、まずは調べましょう。
調べれば書いてあることを調べもせずに人に聞くのは、「人の時間を無駄に消費するとか」、「時間レイプ」なんて言葉もあるくらい最近ではマナー違反ではないのかというモノの見方も出てきています。
私も質問の内容によっては「HPに書いてあります」と回答することもあります。
調べる習慣、調べる力が身につかないと今の時代では取り残されます。
考える、覚えるということを人間は行いますが、覚えるのはスマホがやってくれるのです。
明日何時に何をするか覚えていなくても、iphoneのカレンダーに入れておけば教えてくれます。
全てを覚えていなくてもnano+検索で「剥離の方法」とか検索すれば、その記事が上がってきます。
今の時代に必要なのは、すぐに検索して調べて判断する能力なんですね。
動物は自分の経験で判断する生き物
なので、今までの経験で何事も判断するのです。「今まではこうだったからこうなるはず」と。
情報の民主化によって経験があまり関係のない時代になってきています。
nano+は料理で言うレシピのようなもの。
レシピは様々な角度から総合的に考えて作ってあるもの。
水の知識、洗剤の知識、パッドやマシン、モップや作業方法など全てを理解した上で最良の結果を出すように組んでありますので、そのレシピをどれだけ確実に再現できるかで結果が変わってきます。
感覚的に隠し味を入れてなんてやっていたり、手抜きをすれば結果が出ないのは当たり前です。
正しい経験だけが技術を向上させる
この仕事をしていますと、この道30年というベテランに会うことがあります。正しい経験で30年されている方は本当に素晴らしいと思います。
しかしこの業界の30年の歴史では間違えたものの方が多いので、間違えた経験になっていることが多いのです。
そして超ガンコ!
まったく言うことを聞いてくれない。
ので、現場で作業して力技で納得させたこともこれまでありました。
というか、作業の動画を見れば分かるでしょうに、自分の歴史と比べて新しいものが違いすぎると、人間はそれを認めたがらないものです。
知らないものは危険だ、怪しい、宗教じゃないかと。
知らないものこそその情報に触れてみて正しい判断ができなければ、本当に危険なのか有益なのか判断ができないのです。
今までがこうだったからという定規で物を見ること自体が意味のないことなのです。
それを象徴しているのは、nano+導入された企業の成長の速さの違い。
経験の少ない人、経験が多くても正しい知識をお持ちの人、あと素直な人はレシピを変えないので、はるかに成長が早い傾向にあります。
なので、はじめて1年で日本トップレベルの耐久性を出せる人だっています。
応用するのは基本がしっかりとできてから。
基本ができていない人が応用編をやろうとしても、まったく意味のないことをしていることはよくある話なのです。
勉強は自己投資
原因があって結果がある。同じ作業をしていると同じ結果しか出ることはありません。
何もせずある日突然改善することなんてないのです。
だからこそ勉強していかなければならない。
自分に投資しないと、やっていることが同じ(原因が同じ)なので、結果も同じなのです。
nano+は、ユーザーさんが様々な方法で自己投資できる環境を作っていきたいと思っています。
2020年03月12日 10:00