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利益の出る仕組みを作って拡げる

先日観ていた動画で取り上げられていた、都内のオフィスビルの風物詩であるキッチンカーの話。
日本橋界隈はお昼の風物詩となっています。
それを観ていると、店主のこだわりがあって工程数が多く、急いでやっても注文を受けてから提供までに2分かかってしまう。
ランチの勝負時間は実質お昼前からの1時間。
50食売るのが目標とスタートするが、お客さんが並んで待ってくれていても1時間ではどうやっても無理ですね。
ロス時間をゼロにしても最低でも100分かかります。
50食を売るなら1分以内に提供できないと不可能や目標です。
つまりどうやっても目標を達成できない=利益が出る仕組みができていないのです。



 

我々の業界でも

同じようなことはありまして、1000㎡くらいの食品スーパーを15インチのポリッシャーとバキュームで作業すると間違いなく利益は出ません。
それで利益が出るということは手抜き作業によって品質は担保できていなく、剥離が発生したり。
ひどい会社になると、洗浄機を押して1パスで洗ってワックス塗布なんて手抜きも。
これは現場を見なくても分かります。
軽自動車で戦車に体当たりしているような話で、そもそも無理があるのです。
時間かければできない訳ではありません。
しかし時間がかかるから利益は出ることは永久に出ずに、実質的に手元に残るお金ベースで考えると最低賃金を割ってしまいます。
そういう会社は多くあって、仕事をすればお金は入るので頑張る!と。
頑張ることは悪いことではありませんが、頑張り方を変えて行かないとずっとしんどいまま。
そもそも利益の計算というのは、売上から経費を引いたのが自分の人件費=利益ではないのです。
販売管理費もかかっていますし、自分の収入と、事業としての収入は別物なので。


上記の例は機械と物件サイズで例えましたが、経営的に考えると、収入や経費をカバーした上で利益がどのくらい必要か?
それに必要な売上はいくらか?
という計算をしないといけません。
経営ではごく当たり前のことではあるのですが、日々の業務に追われてこれが明確でない会社は多いのです。
これを改善するには金額ベースでなく、売上構成比率でまず見るのが一番。
比率で見ると最初からどうやっても無理かどうかは一目瞭然で見えるのです。
そこで赤字になるようなら、数字の大きい経費を削っていきます。
そうやって利益の出る状態にした上で仕事を頑張ると、頑張った分だけ利益が手元に残る様になり、経営は楽になります。
いくら損益計算書で数字が良くてもキャッシュフローは別なので、手元にお金が残らないことが多いのです。



 

意外にできない

どの業種もそうですが、これができない経営者の方が多いのです。
頑張って売り上げをあげれば利益が出るとみんな信じているのです。
前述のキッチンカーのようにいくら頑張っても利益が出ないことはあるのです。
そしてこれを最初にやらずに企業規模を大きくしていくとやればやるほどしんどくなっていきます。
売上が上がれば本社の相対的な経費比率が下がるので利益が出るようになります。と言われています。
しかしメンテナンス業の場合、事業規模拡大に対してのその恩恵は少なく、順調に売上が伸びているのにいつまで経っても思う様に利益は出ていない。
そして人が精神的に消耗されていき、人が続かなくなり、人が辞めれば質が落ちて利益率も落ちていく。
人を採用するのに採用費が利益を圧迫するという流れになり、特に最近ではこの状態になっている会社が増えてきているように見えます。
人手不足によって昔ほど転職するハードルが高くなくなっていて、どの会社に行ってもやることも大きく変わらないことから、転職に対する精神的負担も少なくなっているようです。



 

経常利益率がわかりやすい

企業によって違いますが、経常利益率が5%しかない会社は、わずか5%しか安全マージンはないのです。
たかが1%と思う人も多いですが、少しずつでは会社全体の利益率を上げていくことが会社の運命を決めることがあります。
忙しいと現場をこなすだけで時間も体力もいっぱいと思いがちですが、ふと立ち止まって計算されてみてはいかがでしょうか?
いくら売り上げを上げても、最終的に利益が残らなければ、頑張った分だけしんどくなることもあるのです。

 
2020年01月12日 14:51

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