ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

  • 名称未設定.001

なんとなく病

LINEやメールで相談を受けた時に私が聞き返すこのフレーズ。
・なぜそれを使ったのですか?
・なぜその作業をしたのですか?

セミナーではよくお話することで、



「全ての道具や作業に意味はあり、理由がないものはない」




例えばモップハンドル1つ取ってもあるのです。
BootCampに参加された方にはお話しましたが、私はアルミハンドルは使わないのです。
アルミハンドルは疲れる原因になりますので、使う場合はひと加工して使ったり、グラスファイバーのハンドルを使います。

作業にしても道具にしても全てに理由はあるのにもかかわらず、なぜか理由のないものを「なんとなくいいと思った」と使ったり、「良さそうな気がした」と理由のない作業をするのです。
理由のない=意味のないということで、なんとなくとか良さそうということで作業すると、理論的な根拠がないことがほとんどなので、大体残念な結果にしかならないのです。
根本的なことが理解できていないのに、洗剤やワックスを混ぜて使う人なんてのもいます。

新しい製品を「検証して結果が出たら使います」という人がよくいます。
そしてその人はなんとなく使ってしまい、何が良いかも正しく分析できず、結果も出ないまま終わってしますことがわかってしまいます。
結果は出るのです。出るかどうかがわからないということは、その人が「結果を出せない人」だから。
やる前から分かっているのです。
結果の出せる人はそんなことを言うことはありません。

ビルメン業界はこの「なんとなく」がものすごく多いのです。
お問い合わせ頂く内容もこの「なんとなく」をなぜなんとなくしたかと紐解いていく作業をしているようなものです。
登山をしていて、なんとなくこっちの道の方が良さそうだからなんとなくこっちに行ってみようとする人がいるでしょうか?
危険でしかありません。



 

具体的な、なんとなく相談

洗ったのに思うように仕上がらないという相談がたまにあります。
どういう作業をしたのか聞いてみると、500倍の多機能還元水とUS SPPパッドで洗ったのに、光沢が復元される思うような仕上がりにならない。と。
この↑の組み合わせはどこにも書いていない組み合わせです。
やってみてダメだった組み合わせだからHPに書いてないのです。
「なぜ?それをやったのですか?」と聞いてみると『なんとなく』と返ってきます。

この人はなんとなく仕事をしているんだなと思ってしまいます。
だいたいの思いつくことは全てやって良い結果が出ないから今の形になっているのです。
なんとなくでなく、正しい根拠があってそれを実験するのは良いことかもしれません。
しかしそれもなくなんとなくでその作業をして後の始末に困るのは、それを直すのにかかる時間が無駄でしかありませんね。
↑の場合から修正をかけるのであれば、洗ってUAフィニッシュLを塗ってしまった方が確実ですね。
UAフィニッシュLを塗らなかった場合、次の日から明らかにヒールマークの量が増えて日常清掃が大変になり、次回の定期清掃ではヒールマークとの戦いになるでしょう。
正しく作業しておけば簡単に洗って終わっていたものが、なんとなくな作業をしたばかりにこれだけのしっぺ返しがあるのです。

なんとなくは他にも色々とあります。
普段の作業の中でなぜそれをやっているのか、確認されてみてはいかがでしょうか?
nano+では、使用する資機材や作業方法に意味があって決まっていますので、何かを変えるとバランスが崩れてしまいます。
そこに意味を考えて変えたとしても、他の部分で悪影響が出ることもあるのです。

結論、考えずに書いてある通りにしておく。
これが成功への近道です。
考えることはそこではなく、もっと別のところにありますので。
2020年06月15日 10:00