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予備洗浄の必要性

予備洗浄
予備洗浄とは、洗浄液をまく前に予め洗っておくこと。
洗浄機を持っている人であれば、洗浄機で1パスしておくことです。
この一手間によって、トータルの作業時間を短縮できたり、被膜表面の形を変えることで減膜量を増やすこともできます。
意味合いとしては、ダスターでトレールモップのウェットダスターでも除去できない汚れがある場合に行います。



 

油汚れが多い場合

油汚れが多い場所とそうでない場所を同じ希釈で同じように洗うと、油汚れが多い場所の方が減膜量が少なくなってしまいます。
なので油汚れがひどい場合は、油汚れを除去する洗浄を事前に行ってから、通常の洗浄を行います。
とはいえ、油汚れが被膜になっている場合は、それ自体が保護剤のような役割をしていて、被膜に傷が入ることが少なくなります。
UAコーティングやUAフィニッシュLは油汚れに反応しないので、油汚れがひどい場合はその油汚れを多機能還元水と黄パッドで除去すればいいだけのことが多いのです。



 

ワックスに土砂や汚れが物理的に押し込まれている場合

日常清掃がない現場だと土砂がワックス被膜に押し込まれていることもあります。
そうなるとウェットダスターをしっかりかけても、洗えど洗えど洗浄液に溶け込んでくるのは減膜したいワックス被膜ではなく土砂ばかり。
洗っても洗っても汚れた被膜が綺麗にならないという経験はあるかと思います。
結果的に減膜できないので、その後ワックスを塗ってもどんどんビルドアップしていきます。
つまりはダスターをかけずに洗っている状態を同じになってしまいます。
新品のUS SPPパッドで物理的に表面を飛ばして被膜に刺さった土砂を除去することで簡単に解決できます。



 

床材の凹凸が多い場合

木目調の床材では木目の凹凸が大きくその間に汚れが入ってしまい、ウェットダスターでも除去しきれないということがあります。
これを普通通り洗浄すると
↑で説明したことと同じ状態になってしまいます。


今回の↑の写真では、学校の教室で、床材の凹凸が多く、さらに椅子のゴムで被膜がゴリゴリと擦られて押し込まれている状態です。
しかも日常清掃は範囲外で、半年間以上洗ってなく、凹凸が多いので汚れの量も多いという状態。
洗浄機に新品のUS SPPパッドを取り付けて水をたっぷり出しながら1パス洗浄していきます。
最初これをやらずに洗浄しましたが、汚れの絶対量が多く、洗っても汚れが思うように洗浄液に溶けてこない状況で、その分ポリッシャーの洗浄スピードを落とすひつようがありました。
予備洗浄を行うことでポリッシャーの洗浄スピードを落とすことなく洗浄できるようになり、結果的に作業時間を短縮することができました。



 

減膜量が増える

洗浄作業とは何か?にも記載してありますように、新品のUS SPPパッドで予備洗浄すると、予備洗浄自体での減膜はさることながら、被膜表面の表面積が増えることで洗浄液との接地面積が増えて減膜量を増やすことができます。
また無駄な汚れがないので、効率よくワックスが洗浄液に溶け込んでいくことで、スムーズに多くのワックス被膜を減膜することができます。



通常の状態ではここまで必要はありませんが、UAコーティングだけで管理する現場などでは、作業に入るスパンが長くなる傾向にあり、それだけ汚れの蓄積も多くなって行きます。
nano+の洗浄液は、他の洗剤と違って効率よく汚れやワックスを洗浄液に取り込めるような設計になっていますので、だいたい予備洗浄を使う必要がないことがほとんどです。
もし洗ってみてうまくいかない場合があったら、状況に合わせて予備洗浄を活用ください。

2020年03月30日 10:00