コロナウイルスの影響に伴う経営的な対策情報について
行政でも様々な情報が更新されていますのでご案内致します。
雇用調整助成金(厚生労働省)
こちらをクリック休業や教育訓練した場合に、スタッフさんの休業手当や賃金の一部を助成してくれます
以前は事前届出が必要でしたが、事後届出(期間には定めあり)でも対応できるようになっています。
半日休業も可能となっていますので、仕事量が減っている会社は、こちらをうまく使って雇用の維持と経営的な負担を減らしていきましょう。
例えば事務員さんが忙しくないようなら、時差出勤してもらって半日休業とし、半日分助成してもらうことができます。
休業補償で1日分まるまる払ったとしても、半日分の助成があるということは、丸1日分の経費を負担しなくてもよくなりますね。
出向でも助成されますので、こちらもうまく使えばかなり人件費の負担を減らすこともできます。
資金調達関係
日弁連のHPにまとめたものがありました。こちらをクリック
とにもかくにも日本政策金融公庫へGo!ということです。
ちゃんと問い合わせをして準備・予約して行く必要があります。
お金を借りたら返さないといけないからという方もいらっしゃいます。
しかし現金がなくなればそこで廃業。
そして収入を得るためにどこかで働こうとしても、こんな時に募集を出している会社も少なく、少なくなった求人には人が溢れるという状況になることも想定されます。
もし使わなければそのまま返せば良いだけ。
企業の半分以上は黒字倒産、つまり利益が出ていても現金不足で廃業に追い込まれるのです。
自粛に伴い、建物の用途によっては仕事が減少している会社も出ているかと思います。
現在は自粛による景気悪化ですが、今後は倒産や金融不安などによる景気悪化も見込まれ、まだ不況にはなっていないという見立ても多く見られます。
行政が運転資金15年、設備資金20年、無金利且つ返済の据え置き期間5年を設定してこれだけ借入を勧めているということは、そうそうすぐに解決する問題ではないと見ているということで、自分自身やスタッフさんを含めた家族などを守る為に早めに手を打つことをお勧め致します。
生活の基盤である事業が継続できればあとで立て直しもできます。
個人的にはコロナウイルスで死ぬのか、経済的な問題で死ぬのかということで考えることもあるのですが、守るべきポイントを守った上で活動を続けていきます。
私自身も呼吸器喘息でPM2.5の多い時期には呼吸量が70代くらいまで落ちるので、発症したらお年寄りと同じ致死率です。
なので、普段から神経質に対応し、感染しても発症しないよう気を付けています。
健康で若い人は大事にはならないようですが、年配の方や呼吸器系の疾患をお持ちの方はご注意下さい。
しっかり睡眠、暖かいお風呂で体を温める(多機能還元水やナノバブル水が効果的)、うがい、こまめな手洗い、換気、ビタミンCをしっかり摂るなど、対策をしていきましょう。
うちの会社には常にフルーツが置いてあり、毎日強制的に食べるようにしました。
納税の猶予
国税庁のHPに納税の猶予について資料が出ています。詳細はこちら
納税の猶予は常に情報が変わっていて1年になるのではという報道もありますので、他の情報も含めご確認ください。
このような時だからこそ
コロナショック終了後に回復できる準備をしておくチャンスです。有効な治療方法がなく、体の免疫によって直していくしかない状況では、今だけの問題ではなくこれからも長期的に続いて行く問題です。
自粛を続けるのは、医療崩壊を招かない為に感染者を少しずつ増えるように調整しているに過ぎず、自粛をしていてもコロナウイルスは永久にいなくなるわけではありません。
インフルエンザと同じように長く付き合っていくようになります。
なので本当の勝負はこの自粛騒ぎがひと段落してからです。
自粛が続き仕事が落ち着いている間にスタッフさんの生産性の向上や、HPや広告の整備などを行って、会社としての地力をつけていきましょう。
経営学者のドラッカーも「不況期にも人的資源を維持し生産性を向上させ続ける企業は必ずや成長の機会に出会う」
と言っているように、売上が上がらない時こそ、生産性を向上させて量を質で補い、好転した時は一気に成長するということですね。
セミナーについて
自粛が始まってから当社HPへのアクセス数も増えており、コロナの影響で現場があいた時間に見て頂く方も増えているのではと感じています。4月分よりセミナーの参加条件として、
①参加いただく方がHPを読まれていること
②スターターセットを既にお使いの方
という条件をお願いしていましたが、現在の状況ではなかなか現場で試してみるというのも難しいと思われますので、①のみの条件とさせて頂くことと致しました。
zoomでのセミナーであればスマホでもパソコンでも対応でき、人数にも限りはありませんので、時間につきましてはある程度柔軟に対応させて頂きます。
・セミナー申し込み
・お問い合わせフォーム
より申し込み頂ければと存じます。
尚、4月14日及び15日のセミナーにつきましては、1社もしくは1グループの通常のセミナーと異なり、zoomによる公開のセミナーにしたいと思っております。
詳細な時間は後日このコラムにてご案内させて頂きます。
14日は昼に初めての方向け、15日は夜に既にお使いの方向けでオンライン飲み会&何でも答えるよ的なやつを予定しています。
nano+では、このような状況だからこそセミナーやオフ会や作業研修の自粛せず、対策をした上で通常通りの活動を継続し経済を回していきます。
ただし熱や咳などの症状がある方は、他の方の迷惑になってしまいますのでご遠慮下さい。
心配な方には随時zoomによるセミナーも対応させて頂きます。
お問い合わせフォームより申し込み下さい。
ちなみにセミナーですが、↑にある雇用調整助成金で助成を受けて受講できますので、詳細は最寄りのハローワークにお問い合わせ下さい。
何かと経営の相談を頂くことも増えて参りました。
お困りごとがあれば、全力で対応させて頂きますのでご連絡下さい。
みんなでコロナショックを乗り切りましょう。
2020年04月01日 10:00