アーカイブ ナノプラスのユーザビリティ
2020年8月3日の記事のアーカイブです。ナノプラスはただ汚れ落ちが良いとか、ピカっと光るとか、そんなことに重点はおいていません。
それより結果の出るものだったり、収益性が上がるものだったり、建物のオーナーにとってメリットのあるものだったりします。
それには使いやすさ、運用のしやすさは非常に重要なところです。
洗剤にしてもワックスにしてもそんなところが変わるのかという話ですが変わるのです。
売る以前に自分が使う為に作っているという前提がありますから。
多機能還元水にしても、値段がどうとか、性能をああだこうだという議論もそうですが、ポイントはそこではなく希釈や運用が簡単でオペレーションコストが下がるということの方がはるかに大きなポイントになるユーザビリティです。
そのユーザビリティは目に見えないコストを大幅に圧縮します。
だからこそ導入先として病院で多く使われているのです。
病院だと、ケミカルの数×汚染エリア分け(5色のスプレーヤー)で10数本のスプレーヤーが清掃カートには乗っています、
使う時にそれぞれ色とケミカルを確認して使う必要があり、それを判断する時間、教育する時間、希釈する時間など、様々なコストがかかっていますが、多機能還元水だと5色のスプレーヤーで多機能還元水を1プッシュして希釈すれば良いだけですから非常に簡単です。
そういったところに着目できるかどうかが、ただの作業をする会社なのか、管理もよく考えて仕事をする会社なのかを分けていて、それが収益性に結びついています。
↓ここから過去記事
以前ナノプラスのユーザーさんと話をしていて、
「そんなこと考えているんですか!」と驚かれた話。
自分としては当たり前のことだと思ってやっていましたが、確かにこれは他のメーカーは全く考えていないことだなと。
一例として、
・安全であること
・洗浄液で手や素材が荒れない
・洗浄液が滑らない
・養生が不要であること
・汚水の産廃処理が不要であること
・剥離剤がなくても剥離ができる
・ワックスの乾燥時間が早いこと
・ワックスの耐久性が伸びること
・汚れにくくなること
・作業時間が短縮される
・疲れにくい作業で効率的
・カーペットからワックス床に出ても滑りにくいこと
・セラミックタイルでの転倒事故が防止できること
・モップの洗濯が楽で乾燥時間が短かい
などなど
これらは全て現場作業及び現場管理においてストレスになるものですね。
ナノプラスでは、これを排除して楽に作業できるようにしています。
ストレスが減るから本当に注力しなければならないところに注力できる。
そうなればクレームの発生率も下がれば、普段手の入らないところに手が入ったり、普段見えていないことが見えるようになります。
なぜこういうことを追究しているかというと、ナノプラスは売る為のものではなくて自分自身が使うものという前提があります。
売るものとして考えると、↑に挙げたものは非常に評価されにくい項目で、洗剤はガツンと落ちるもの、ワックスはやたらと光って汚れやすいもので設計してしまいます。
つまりは物を売るという感覚ではなく、自分自身の現場の成功体験を売っているとも言えますね。
私自身、物を提供するメーカーという感覚はもうほとんど持っていない感覚です。
実際には物を提供しているのですが、それ以外の現場での成功体験であったり、情報だったり、技術だったり、経営のことだったり、時代の変化に対するモノの見方だったり、ナノプラスを使う仲間を繋いだことだったり。
それもユーザビリティだと思うのです。
2023年09月14日 05:55