ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

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未来格差の話と 続次亜塩素酸水の話

未来格差とは、
岡田斗司夫氏が提唱する、所得や教育によるものではなく、未来に対する感度によって生じる、未来を知っている人と知らない人で起こる格差のこと。
情報によって未来が想像できる人とそうでない人の差とも言うべきでしょうか。
未来がどうなるかがわかっていればそれに備えることもでき、以前コラムでも書いた良いポジション取りができ、事業や自分自身の人生も有利に、楽にすすめることができます。
これは訓練すればできるようになるので、nano+をずっとそれを継続しており、業界の多くの人からは理解されませんが、だいたい今やっていることは業界の5年〜10年後の姿で推移しています。
某大手メーカーさんがワックスとコーティングの中間というのを以前発表しましたが、それってUAコーティングのことですよね?
うん、だいたい5年くらい。計算通り。計算が少しずれたのは良品ではなかったこと。。。



 

我々の仕事でも、

経験を積んでくると、営業であれば次にお客さんがどんなことを言ってくるのか分かっているので、先にその質問が出ないようにこの資料の説明をしておこうとか、現場であれば1年後の床がどのくらいの状態で維持ができるのか分かるようになります。
様々な情報が蓄積することで、来月は傷んでいることが予測されるのでリコートを前もってしておこうとか、最初から年間でわかっているので、ここはリコートというように管理を行っていきます。
これは経営的な面でも同じことで、決まった情報を集めることで世の中の動きが分かり、その世の中の動きから数ヶ月遅れてやってくる自分の周りの環境変化を予測することができます。
例えば今回のコロナ騒動。
発生から起こる一連の流れはある程度想像できていました。
想像できていなかった点は、ここまでの自粛騒ぎになるとは思っていなかったことと、FRBが想像以上に支援を行ってヘッジファンドを守った結果、2月くらいが危ないと言われていた金融危機が起こらなかったこと。



ビルメン業をやっていると、地域密着業ということもありミクロ経済(自分の身の回りの経済)しか見なくなってしまいます。
マクロ経済(大きな経済)は自分には関係ないやと。
しかし経済はつながっているので遅かれ早かれ影響は出てくるので、マクロ経済を見ておくのは結構必要なことです。
政治や経済、表には出てこない情報などを総合していくと次はこうなるんだろうなということはだんだん見えてきます。
それは情報を得る訓練(作られた情報に騙されない訓練も必要)の積み重ねによって、自分の関わる何が変わるかは想像でき、早めに対策が打てるのです。



明日のオンラインサロンの記事では、この未来格差によって分かるこれからこの業界で起こること。
生き残る会社とそうでない会社の違いと、その具体的に起こることと、それに対処する方法をアップ予定しています。
オンラインサロンは、nano+の中でも先の情報で動いていますので、このコラムの内容と比べて格差になっていますね。



 

続 次亜塩素酸水


先日次亜塩素酸水についての見解をコラムに書きましたが、その後出てくる様々なメーカーからの発表が出ています。
中には、畜産で使われているから大丈夫だとか、次亜塩素酸は体内で作られる物質だから吸引しても大丈夫だとか、なかなか面白いことが書かれていますね。
そもそも人間と家畜は違うし、使われている環境も違う。
体内で作られる物質でも体外に出れば危険なものは多くあり、胃酸や大腸菌は安全ではありませんね。
体内でさえ、安全なら逆流性胃腸炎なんて病気は発生することはなくなります。


先日も大きな病院の感染管理の専門の医師などが発表していましたが、
「本当に効果があるなら病院で幅広く使われている。菌やウイルスにそれだけ効果があるのに、人体に影響がないことはありえない」とありました。
安全なら消毒効果がなく、消毒効果があるなら噴霧による吸引は危険と。
うん、それは子供でも考えたら分かる。
本当に思うのは、人の体のことなので、獣医師や化学者の見解を聞いているのではなく、その分野の専門の医師の意見が重要であるということ。
感染管理・呼吸器・循環器・内科など直接関わる医師の意見ですね。
私の主治医から言わせれば、プラズマ〇〇〇〇ーとかナノ○ーとか、オゾンも同様に強酸化物質で粘膜などへのダメージが多いので使ってはならないと以前から言っていました。
特に換気量が少ないところで使用すると危険です。
私自身も自分で判断せず、専門の医師の見解を聞くようにしています。
発表したことに責任が発生するのに、いい加減なことを言うわけにはいきませんので。



 

ここでお話ししたいのは

次亜塩素酸水がいいとか悪いとかいうレベルの話ではありません。
経営的に見た会社としてのリスクの話。
医学的に100%安全という見解が出て、厚生労働省もそれを承認しているならそれもいいでしょう。
何かあっても厚生労働省が責任を持つべきことなので。
しかし医学的な論文でそれが証明され、医学会が納得してスタンダードでないものを、安全と言い切るのはあまりにケミカルを扱う会社としてリスクは大きいのではと思うところ。
専門の医師が言っていることが、一部の医師が言っていることだったとしても、安全かどうか確証が取れないものを自分で使うのは別にしてお客さんに推奨してしまうのはあまりにリスクが高く、訴訟問題にもなりかねないリスクを孕んでいます。
今のうちに「メーカーの問題無いという見解もあるものの、問題があるという医師の見解もあるので、それが明確になるまで使用を控えて欲しい」というアナウンスの方がお客様の為であり、その会社の為でもあると思ったので、追記で書かせて頂きました。
こういったニュースが出たことで、被害を訴える人が出てくる可能性は高く、医師の診断書ほど強いものはありません。
つまりここで無理して言い訳をして突っ張らずに、最後の逃げ道は作っておいた方がいいよと言うことなんですね。

 


nano+はそんな強酸化物質は嫌いです。
2020年06月08日 10:00