思考や仕事の解像度
このコラムのゆっくり聴き流し動画はこちらパソコンやテレビのモニターはハイビジョンから4K、8K・・・とどんどん細かくなっていきます。
仕事って、1つのタスクを処理するのに、細かければ細かいほど精度が高くなります。
モニターでいうところの解像度が高くなり、画質が綺麗になります。
これはどんな仕事でもつながる話で、仕事の解像度が低い人はいくら仕事が早くても、雑で手抜きが多く、ミスも増えてしまいます。
営業であっても、1流の営業マンは、ここまでやるか!というくらい細かい仕事や気配りをしています。
現場の管理や作業でもそう。
やるべきことをやっていないからクレームが出るのです。
やるべきことをやっている人は、クレームが出る前にその対策をしているから。
その原因は、
思考の解像度が低いことにもあります。
何が起こるかということがイメージできていなかったり、仕事の対しての根本的な姿勢など、原因は多々あるのですが、とにかく雑な人に多いのです。
その人は普通にやっているんですけどね。
現場で作業をしていると、
「早いですね!」と言われます。
1時間当たりの作業面積が広いということもあるのですが、他社に比べて作業の処理量が圧倒的に多いんだなと感じたことがあります。
例えるなら普通の会社は1cm単位で仕事をしているけど、うちは1mm×10単位で仕事をしているなと。
それだけポイントを抑えて(全部細かいと終わらない)解像度を上げて作業をしていれば当然結果が出ます。
モニターなら画面がくっきりで,しかも面積も稼げるということは画面が大きいということですね.
それが耐久性につながったり,生産性向上で収益性の向上につながります.
得意不得意
ちなみにですが、人それぞれ得意不得意があるので、できない分野でそれをやるのは苦痛でしょう。
私自身も営業は嫌いなので、ある時点から営業をやめました.
展示会で来場された人に連絡することは皆無、ワイシャツ・ネクタイ・革靴・名刺はなし。
自分から営業に行かない.
などなど、無理なので諦めました。
頑張って解像度を高くしようとしても、嫌なものは無理なので、その他の部分で補った方がマシなんですね。
現場作業の営業は基本的には、既存顧客もしくは紹介だけなのですが、あまり件数を増やすと大変なので,既存現場の解像度を上げて収益性を上げていきます。
2020年11月09日 10:00