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ノイズ

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世の中に無駄なものって多いのです。
全て無駄が悪いという訳ではありませんが,日本人は仕事を作る為にしなくてもいい仕事を作ってしまう民族であったりもします。
だから最近では生産性が世界の中でも低いということになっている原因の一つなのかなとも思います。
(それ以外の理由もあるのだけど)

我々が使う洗剤やワックス、マシンの構造、作業の工程など、無駄は多くあり、それは私の感覚ではノイズであり、こんにゃくのアクのようなもの。
そういったノイズを徹底的に削ぎ落とすというのも、多機能還元水なんてものはその象徴的なもの。
本当に良質なものは無駄な手を加える必要がないのです。
素晴らしい魚なら、そのまま刺身にして食べます。
良質でないから煮魚にしてごまかしたりしますよね。
なので私はそういった煮魚は鮮度の落ちたにおいによって食べることができません。
鮮度の良い煮魚は好きですが、信用できるお店でしか食べません。
素材に良さを活かすというのは、世界を見ても日本料理の大きな特徴です。
自信がないからあれこれこねくり回してしまい、自信がある人ほど至ってシンプル。

この数年は製品だけでなく、技術的にも、経営的にも、プライベートも全てノイズを削ぎ落とすという作業の連続でした。
SNSなんて,すっかり個人のものは放置状態になっています.



この業界はノイズだらけ
汚れを落とす時は界面活性剤と酸やアルカリ、溶剤などなど、そういったもので落とすという常識になっています。
でもそれは今までの業界の常識。
多機能還元水や浸透剤はその常識を無視して汚れを落としてしまいます。
そうなるとですね、この汚れは酸で、酸の種類はこれ!とか、こっちはアルカリとか、しなくて良いのですよ。
つまりはそういった知識を習得すること自体が作業する上ではあまり意味のない作業になります。
やらなくてもいい仕事をしている人と同じことで、生産性がないのです。
新幹線のある時代に、江戸時代みたく飛脚の人が東海道を走っているようなものなのです。
ワックスなら初期光沢!とか,洗浄機なら節水タイプ!とか、本末転倒でノイズだらけの物がこの業界には多いのです。
初期光沢より重要なポイントは他にあるし、洗浄機を節水にすると汚れは落ちないのです。



ノイズの原因は
ずばり「間違えた差別化」なのです。
付加価値という言葉が悪いのです。
付加することが差別化だと思う間違いな発送ですね。
付加すればするほどノイズは増えていきます。
そして付加すればするほどコストも上がる・・・



ノイズの知覚
訓練をしていけば人間は様々な物がわかるようになります。
水を触れば硬度や酸化還元電位、空気なら湿度、においでいえば風邪のにおい、イオンフルエンザのにおい、コロナのにおい、ワックスなら 塗ってあるワックスの汚れやすさなど、様々なことを仕事をしているうちに知覚できるようになり、人間センサー状態。
デジタルで言えばwindowsのパソコンは綺麗に動いていないという感覚があります。
OSの性能自体の問題もありますが,ソフトのメーカーとハードのメーカーが違うのだから当たり前なのです。
故障で買い替えたiPhone11Proはハードの処理速度は速いけど、ハードとソフトがマッチしてなくてiPhoneXに比べてノイズがあって綺麗に動いていない感覚があります。
またノイズは感覚的なものではなく、理論的なノイズ、つまりは考え方であったり、作業の手順とかポリッシャーの使い方のような動作の一つ一つに存在し、それが作業時間や品質に影響していきます。
仕事をするならそういったノイズを除去すればするほどクリアになり、スムーズで綺麗な仕事に変わっていきます。
2020年11月26日 10:00