他の業界を参考に
今回のお題は「やさいバス」
↑のやさいバスですが,当社のお客様が広島のエリアで参入されるということでお話を伺う機会がありました.
やさいバス自体が素晴らしい事業ですが,他の業界を見ることも勉強になるので,事例としても取り上げさせて頂きました.
やさいバスとは
「生鮮食品の共同配送の仕組み」であり,バス停と見立てた集配拠点に出荷者が持ち込み,たくさんあるバス停をトラックが回って荷物を降ろして店舗や消費者がそれをバス停まで取りに行く仕組み.
市場やJAを通す中間マージンをカットして良いものを安く流通させ,生産者さんの収益も大きく取ろうというもの.
当社のお客様アクト中食株式会社さんは,飲食店への業務用食品卸や業務用食品のスーパーを展開されており,農家さん単位では同じものばかり出荷され(一般家庭にきゅうりが100本来ても食べることができない)てしまうので,やさいバスを活用して野菜を集めて,飲食店に卸したり,スーパーで販売されたりと計画されているそうです.
この集配拠点になるバス停ですが、これまでの実績だと様々なところに許可を取って無料で置かせてもらっているとのこと.
バス停は,農家さんの倉庫だったり,百貨店の建物だったり,飲食店だったり.
生鮮食品は鮮度が命なので,地産地消の仕組みは素晴らしいのです.
先日,水や空気の綺麗な地方で,採れたての野菜を食べましたが,太陽や水,空気や土地そのものを食べている感じで自然を感じました.
鮮度の良いものを食べるのって素晴らしい.
現在の農業の課題として
・コロナの影響で飲食店への出荷が減少
・収益性が悪く生活が成り立たない
・労働人口が高齢者が多い
・作物ができても販売するところまでできない
これを我々の業界に置き換えると、同様の課題ですね.
業界課題を事業化して解決するのって素晴らしいと思います.
労働人口が高齢って考えると,食料自給率が非常に不安になるポイントではあります.
労働人口が高齢化ということについては,団塊世代の引退によって,我々の業界では若い人にチャンスが巡ってきているとも言えます.
引退される方の物件を引き継ぐというのも,ここ数年で増えてくるものと思われます.
コロナショックによって仕事が減っている会社もあるかもしれませんが,今のうちに力を蓄えて,対応できるよう準備しておきましょう.
やさいバスの資料はこちらからダウンロードできます.
ご興味のある方はご連絡ください.
尚,こちらでは色々ご紹介しますが,お金を頂いての宣伝は行っておりません.
自分がいいと思ったものをご紹介させて頂いております.
広告はしない主義ですので.
2020年09月11日 02:30