開発者コラム8月のまとめと追記(忙しい人向け)
今回より,前の月のコラムを振り返りまとめたものをアップしていこうと思います.コラムに書いてないことも追記し,アップグレードしてまとめますので,コラムを全て読まれている方も一読頂く価値はあるかと思います.
気になる内容がありましたら,さかのぼってコラムを確認ください.
3日:ナノプラスのユーザビリティ
物を売っているのではなく,自分自身の成功体験をナノプラスという仕組みにして提供しているというお話.
中小のメーカーでは,売るものと自分が使うものが違うような会社もあります.
言っていることとやっていることが違うということは,心と体がバラバラになっていると言えます.
人間であれば非常に不健康.
さらにここ1年では自分自身の成功体験だけでなく,ナノプラスを通じてつながったり,情報を後世に残したりということにも取り組んでいます.
6日:現場は経営の一部
いくら現場をきれいにしても,それは経営全体のごく一部でしかありません.
営業だったり,管理だったり,財務や税務,会計,労務,法務など様々なやるべきことがあり,総合的に考えていく必要がありのです.
それはトランプゲームでいうところのルールがそれぞれにあるということ.
ルールを知らなければいくら頑張っても,プロに勝つことはできません.
現場では負けることがないのに,全然現場がダメな会社の方が伸びてしまっているということありませんか?
10日:アップデート必要です
ナノプラスも日々進化します.
会社は経営者の器以上に大きくならないといいますが,ナノプラスも自分自身の器以上に大きくならないので,毎日が勉強で,仕事をする時間より勉強の時間の方が多いのです.
先日気がついたのですが,仕事をしている時間に換算すると,私は代表取締役パートタイマーなのです.
逆に言えば,残り時間は全て勉強の時間,将来の仕事をしていると言えます.
例えば,2年半前にナノプラスを導入して,そのままHPを見ずに作業している人は,そこからいくら経験を重ねたとしても,3ヶ月前にナノプラスを導入してHPを何度も読んだり,動画を確認している人よりレベルは低いのです.
2年半前のOSのパソコンと最新のOSのパソコンはその考え方の違いから,処理速度から何もかもが違うのです.
スマホもパソコンもアップデートしますね.
ナノプラスもそれと一緒なのです.
「コラムが難しい!」と言われることもあります.
たまによく分からないことを言っていることもありますが,コラムを継続して読んでいたり,会社内での立場が変わったり,会社規模や業務内容が変われば視点が変わり,「あっ!そういうことだったのね」と分かることもあります.
もし意味が分からないことがあれば説明致しますので,お気軽にメールください.
13日:誰でもできるから難しい
日常清掃の募集でよくあるフレーズ.
「お掃除なら私にでもできると思って応募しました!」
誰でもできるけど,誰でもできると思われているものほど,追究すると奥が深いものはないのです.
白いご飯を美味しく炊くことほど難しい料理はないのです.
経営でも作業でも,仕事ができる人は一つ一つが細かいのです.
これを解像度という表現をしますが,解像度についてのコラムは現在執筆中ですので,そちらをお楽しみに.
たかがダスターですが,レベルの高いダスターは洗浄機管理の現場を凌いでしまうことだってあるのです.
17日:天王山を読めるか
戦いにおいて,ここを取れば勝利確定というポジション取りの話.
以前にもポジション取りについて書きましたが,羽柴(豊臣)秀吉と明智光秀が戦った山崎の戦いで,秀吉が陣取った山.
経営においても,天王山の現場があるのです.
単純に利益が出るというのではなく,その現場を受注することで,できる経験がその後の会社の運命を大きく決めます.
特に,GMS(総合スーパー)と病院の2つを高いレベルで施工・管理できれば,ほとんどの物件において必要なノウハウを得ることができるので,これを経験することは天王山の1つともいえるでしょう.
大局で天王山を取る為には,倒産以外かすり傷であることもあるかもしれませんね.
とはいえ,この2つを経験のない会社が管理するのは非常に大変なことではありますが,
一歩間違えたら倒産につながってしまうリスクも秘めています.
20日:メニューが無い!
京都で新年会をした時の話.
看板を見ても何屋か分からない.
メニューが分からない.
金額も分からない.
知っている人しか入れないお店がたくさんありました.
一見さんお断りなので,それでいいのだとは思うのですが,我々の業界もお客さんから見ればそれに近いものがあるのです.
なので,お客さんのメニュー表を提示してあげること.
予算に応じて3つくらいの選択肢,つまり松竹梅をつけることが大事ですね.
24日:9月のセミナーご案内
セミナーのご案内をしていますが,最近は日程関係なく,申し込みをされる方が増えてきました.
スケジュール調整は必要になりますが,ご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡ください.
27日:ブラックゾンビ企業
6月18日のコラムで書いたゾンビ企業の話ですが,世の中にはブラックゾンビ企業という,桃鉄でいうところのキングボンビーみたいな会社もあるのです.
ブラックゾンビ企業は長期的に見て淘汰されていくでしょう.
もう労働法規無視の会社なんて存在する価値もなければ,存在することも難しくなっていきます.
それはブラック企業がいけないという話ではなく,経済原則で淘汰されていくということ.
人はなぜ生きているのか,会社はなぜ存在しているのかと考えたときに出てくることは,人は幸せになる為,会社は社会を幸せにする為というのは,これまでの資本主義の闇を振りほどいた経営者が行き着く志向の領域.
お金に縛られて生きている人はどんどん不幸せになります.
おそらくそういう人から見ると,宗教だ!とか,いう人もいるでしょう.
しかしいくらお金を持っても幸せになることはないことは,多くの富豪が残した言葉でわかります.
お金なんてただの日本銀行券でしかなく,価値があると思い込んでいるだけ.
本質的お金には価値がないのです.
これからはそういう時代であり,ブラックゾンビな会社に人が集まることなく,日本では淘汰されていくでしょう.
またそれは外注先に対しても同様ですね.
31日:勉強量と質と吸収率
近年ではYouTubeやnote,オンラインサロンなどで質の高い情報を得る手段が増えてきました.
昔,松下幸之助や本田宗一郎の話を聞くことは誰にでもできることではありませんでした.
しかし現代では,低コストでそれを行うことができるようになってきました.
私自身も,とある天才のオンラインサロンに2つ,noteも有料で1つ加入しており,ビシバシと勉強しています.
いつもコラムに書いていますように,100%収入を得る為に労働してはいけません.
80%くらいで必要な収入を得るよう生産性をあげる努力をして,20%以上は将来のことに時間を使います.
1日300㎡しか洗浄ワックス作業をできない人は100円/㎡でも3万円,×20日でも60万円にしかならないのです.
しかし仕事をセーブして,1日250㎡に落としても勉強して,1日400㎡できるようになれば80万円になりますね.
製造業では拡大再生産と言いますが,出た利益で設備投資をして効率を上げたり,原価を下げたりしますが,我々の業界でもそれは同じなのです.
そして勉強は量も質も必要ですが,圧倒的な量がないと質は向上していかないのです.
量を増やして質を上げ,上がった質のレベルでまた量を増やすの繰り返し.
インプットなしにアウトプットすることはできないのです.
8月のコラムを振り返ってきましたが,これを書いた時(8月のコラムを書いたのは5月くらい)と今ではかなり自分自身のレベルも変わっているなと感じます.
以前は経営的な技術の勉強が多かったのですが,この半年くらいは自分自身の基礎レベルを上げること,特にIQを上げることに注力しています.
結果は,基礎レベル×技術のようなもので,技術のレベルが高くても,基礎レベルが低くては大きな数字にならないので.
IQが上がることで,モノの見え方も大きく変わりました.
ちなみにEQ(心の知能指数)は低いので諦めています.
私が営業をしないのはそれが理由.
引きこもりで人見知りですので.
自分のことを理解してくれる人としか会わなくなっているように思えます.
また9月のまとめも10月後半をアップしていきます.
2020年09月24日 10:00