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【道具の謎シリーズ】ワンタッチモップ

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これって必要ですか?
使う理由は?

そういった道具って,現在それがあってもったいないから買わないという人が多いですが,その道具を使うことによって作業時間が間延びしたり,品質が低下したりと,デメリットがある場合があります.
早めにそれを削っておけば現場も早く終わるし,ワックスの耐久性が上がったりして,確実に利益率が上がるので,早ければ早い方がいいという話.



ワンタッチモップは
水を吸うので,洗浄後汚水回収をしてからの乾拭きには向いています.
水拭きがスタンダードになっているこの業界ですが,水拭きに意味はありません.
乾燥した洗剤分を取る為という意見もあるでしょうが,乾燥した洗剤分は水をまいて洗わなければ取れませんし,乾燥する前に拭いて回収するべきで,もっと言えば拭かなくていいくらい洗浄機で回収してしまうのが普通です.
ちなみにトレールモップは水を吸わないのでダメです.



途中でモップを絞って洗う人
そんなモップで拭いていたら乾くものも乾きません.
それだけ枚数を持っていけばいいだけのことですね.
現場で洗うより,帰ってからまとめて洗う方が,いちいちトイレのSKまで行ったりきたりするより早いですね.



水を吸うなら
吸水ラーグの方がたくさん吸うことができます.
そして600mm幅のダスターに取り付けができる吸水ラーグなら,拭く作業もダスターのように押していけばいいだけなので,時間あたりの作業面積も稼ぐことができます.
拭ける幅が広くて,よく水分を吸ってくれる方が効率が良いですね.



竹やりと戦車
フラットモップが当たり前の時代にワンタッチモップを使うということは,武器として比較すれば,ワンタッチモップは竹やり,フラットモップは戦車です.
フラットモップは,洗浄液を塗布する時にも洗浄液の飛び散りを起こしにくかったり,モップ自体を洗濯しやすいというメリットもあります.
特に日常清掃でワンタッチモップを使った日には,洗濯機に入れる時にネットに入れていたとしても,モップの毛が絡まって,1枚のモップを綺麗に直すのに30秒から1分程度かかります.
トレールモップにはそんなものは必要ありません.
もしこれが5枚あって,365日稼働の現場だったらどうでしょう.
1枚1分として,1日5分を365日続けると,30時間になります.
日常清掃で年間30時間の差は致命的な差になります.



定期清掃の現場でも
洗ってモップを絞るのに,正しく絞ろうとすると無駄に時間がかかりますね.
↑の写真にあるように,糸側を絞るのではなく,ワンタッチのアタッチメント側をテコの原理を使って絞るようにできています.
結構知らない人が多い基礎中の基礎です.
トレールモップなら四つ折りにして絞るだけ.
何も難しくありません.


今日はモップの話でしたが,今後は道具の謎シリーズとして,他の道具についてもお話をしていきたいと思っています.
2020年12月17日 10:00