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アーカイブ あなたの生産性はどのくらい?

2017年9月13日の記事です。
生産性とは売上ではなく、利益のことです。
給与は利益ベースで変わりますね。


↓ここから過去記事

自分自身の生産性がどのくらいあるかを計算される方は少ないと思います。
今回は自身の生産性がどのくらいであるかという話と、nano+を導入することで具体的にどのくらい生産性が向上するのという話です。

まず洗浄ワックスの施工した向上の現場を例にします。


毎月1回の定期清掃、日常清掃も入っている工場。
○一番最初に入った時:3人×8h=24h
汚れも黒ずみもひどい状況
この時点ではnano+ではありませんでした。

○被膜を作り変えるまで:3人×6h=18h
nano+になるだけですぐにこれだけ変わりました。
500倍希釈の多機能還元水とnano+クリーナーの洗浄でワックスを徐々に減膜していき、UAフィニッシュLに塗り替えていきます。
わざわざ剥離して塗り替えるなんて勿体ないことはしません。下地をしっかり塗ってくれているので、被膜が綺麗なところまで既存ワックスを剥がし、それを使わせてもらいます。
毎回の洗浄で下地被膜が柔軟になり、UAフィニッシュLの耐久性はどんどん向上し、次回作業でワックス塗布する必要がなくなっていきます。

○被膜が出来上がってから:2人×4h=8h
写真の通り大部分やることがないので、ダスターのみ。工場で汚れもひどいところがあるので、そういった部分は洗浄します。多機能還元水を塗って回収のみ。
今回は洗浄機すら使っていません。

 

従来の1/5ぐらいの時間でメンテ可能

かなりの削減と思われがちですが、元々の時間数自体が一般の会社からはかけ離れています。
おそらく普通の会社なら40hはかかる物件です。
なので、1/5ぐらいまで削減はできます。

作業自体を効率化できるというのもありますが、多機能還元水を使うことで被膜の耐久性が上がり、長期間維持ができるようになりますので、やらなくていい面積が増えます。
洗浄で光沢を戻すこともできますが、それをも必要としません。
やらないというのも生産性向上の一つですね。

 

次回は2人×3h予定です。

今回はサービスで契約外のところも洗ったということもあり、時間が間延びしていますが、次回はそれもないので、6hで終了です。
生産性は時間あたりの金額=時給で示します。
1/3で終了するということは3倍ということですね。
1/5なら5倍です。

私は時給1万円以上でなければ、作業しません。
経営者は会社全体のことを考えないといけませんから。時給2000円で作業をしていては会社にとっては損失になります。
でも5倍の生産性が出せるなら十分に可能な範囲です。
といいますか、時給1万円になるように組み立てます。
その代わり半日しか作業せず、残り半日は他の仕事をします。6hで終了すればその目標は超えます。
最初からそうはいかないので、半年ぐらいで現場改善をしながらそこに向かっていきます。
だからこそ新築の現場は最初からそこへ持っていけるので嬉しいですね。
うちは新築だと次回ワックス塗布作業は最低でも1年半後以降ですね。

また1年間綺麗なので、巡回スタッフが5分でダスターをかけて終わらせて管理費を頂いている物件もありますが、最もお客様の満足度が高い物件でありながら、最も利益率の高い物件です。
美観が維持できることは利益率向上につながることは明白です。


 

UAフィニッシュLはUAコーティングに劣る?

これを勘違いされている方が多くいらっしゃいます。
耐摩耗性・増膜性・ワックスが密着しないタイルへの密着はUAコーティングが優れます。
しかしそれ以外はUAフィニッシュLの方がはるかに優れます。
1年前のUAコーティングの耐久性は、多機能還元水とnano+クリーナーの1000倍希釈で洗ってUAフィニッシュLを1層塗れば簡単に出すことができます。
なので、UAコーティングの耐久性で、簡単に剥離ができて汚れにくくヒールマークの入らない被膜がUAフィニッシュLで運用できるんですね。(しかもケミカルコストが安い)
スーパーで1ヶ月経過後でもUAコーティングよりよく維持ができていて、ダスターをかければ終わるレベルです。

うちの現場のトップコートは全てUAフィニッシュLになっています。UAコーティングはベースとしては非常に優れます。


 

UAフィニッシュLのメリットは

・定期作業における洗浄スピードのアップ
簡単に剥離できるので、洗浄スピードが上がります。
ヒールマークが極端に入りにくいので、洗剤を塗れば洗浄機だけで定期作業でき、洗浄時間の短縮になります。
・日常清掃時間の短縮
ヒールマークが入りにくいのでとる作業が減る
油汚れと反応しないので、油汚れも簡単に除去


①定期の作業時間の短縮
②定期の作業面積の削減
③日常の作業時間の削減
この3つで生産性を向上してます。

↑ここまで



定期清掃での作業時間を減らすことは当たり前のことですが、日常清掃まで減らすことができるかどうかが非常に大きなポイントです。
メーカーがドライ管理を売り込む時に、定期清掃の回数や時間が減りますよと提案するのですが、そこに大きな落とし穴があります。
定期清掃が減っても、日常清掃は増えるのです。
トータルでどうかというと、ドライ管理はコストが増えるのです。
総合的に見て1人あたりの利益が減るので生産性が落ちますね。
1点だけ見て判断してはいけないのです。

光沢が落ちるからバフをかける、ワックスを塗る。
そもそも光沢が落ちないような被膜を作って、落ちないような管理を行えばもっと生産性が上がりますね。
2021年08月12日 10:00