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アーカイブ 多機能還元水を希釈

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2018年2月1日のアーカイブ記事です。
過去記事はこちら

多機能還元水の希釈についての記事です。


↓ここから過去記事

日常清掃で多機能還元水を希釈する場合、スプレーヤーぐらいならいいですが、搭乗式クラスの洗浄機となると100Lにもなります。
洗浄機の希釈は2000倍ですので50プッシュ必要となります。
しかし50プッシュするのは困難です。
これは定期清掃の洗浄液を作る際も同じです。
90Lを500倍希釈液を作るのに180cc必要(1000倍でも90cc)ですから、希釈ポンプでやっていては手がどうにかなってしまいます。
その際に活躍するのが、多機能還元水のキャップ。
これを上まで入れると40ccになります。
こちらをうまく使うと希釈時間も簡単ですね。
精密に簡単に計測されたい方はメートルグラスが5cc単位でオススメです。
これで希釈時間もさらに短縮できますね。

↑過去記事ここまで


洗浄液を作る際には、必ず多機能還元水から希釈を行ってください。
還元の軟水を作ってからnano+クリーナーを入れないと、より多くのnano+クリーナーが必要になってしまいます。
浸透剤(仮)を希釈する時のみ最初から多機能還元水と浸透剤(仮)を一緒に入れます。
浸透剤(仮)はバシャバシャと混ぜるようにナノバブル水を入れていかなければ希釈が安定しません。
元々浸透剤(仮)は水と混ざらないものですから。


この仕事をしていても希釈の計算が苦手な方がいらっしゃいます。
希釈を正しくしなければ正しい結果は出てきません。
それでも苦手な方に分かりやすく説明するとしたら、

500倍:1Lに2プッシュ
250倍:1Lに4プッシュ
ですから、
500倍:使うL×2cc
250倍:使うL×4cc

なので、250倍を50L作る場合は、50L×4cc→200cc→キャップ5杯
となり、計量カップを使う必要はありません。
1cc単位の細かい部分は希釈ポンプを使います。


また多機能還元水を希釈してどのくらいの期間まで使えますかという問い合わせを頂きます。
直射日光が当たらない状態で14日間くらいまでは安定した洗浄力を発揮します。
とはいえ、現場で作った洗浄液は使い切る方が良いですね。
良い洗浄液を正しい使用方法で使ってくださいね。
2021年11月04日 10:00