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思考の認識範囲とお金に対する価値観の変化

以前、抽象度についてという記事を書きましたが、「抽象度」について認識不足の人もいるのでは?という指摘を受けましたので、今日はこちらのネタ。
以前にもこの言葉を使う際に説明はしていますが、復習と思って読んでみてください。

よく、あの人の話は抽象的だからもっと具体的に言って欲しいねなんて会話がありますが、それは少し本質が違っていて、それは話の焦点がボケているという意味です。

より具体性の高いところから抽象度を上げていきます。
↓の例を参考にしてみてくださ。

三毛猫のメス→三毛猫→猫→哺乳類→動物→生物
どんどん情報の範囲が広くなり,対象の数が増えていっていますね。
猫だと具体的な方がいいかもしれませんが、仕事においては対象の広いところから絞り込んでいく必要があります。
抽象度はどのくらいの視野の広さや時間の長さ(過去から未来まで)のことを言います。

自分が向かいたい方向に対して2つ道があるとします。
まっすぐで平坦な道や山に登って降りてくる道。
今立っているところから見れば,まっすぐで平坦な道の方がいいに決まっています。
しかしその道はゴール寸前で崖になっており、迂回もできず戻らないといけなかったり、そもそもそこからは戻れないということは仕事でもあるのです。
もう少し抽象度を高くして遠くまで見れていたらそんな道は歩みません。
非常にあたりまえのことなのですが,仕事でも人生でもそうなっていないことは多いのです。



現実の仕事では
洗剤がどうとか、ワックスがどうとか、そんなことは目の前しか見えておらず崖のに落ちる道を選んでいるのです。
会社の現場のことをざっくり表すと、
資機材→現場→管理→営業→経営
になっていきます。
経営をどうしたい、現場をどうしたいというところから考えた上で洗剤やワックス、作業の方法や管理の方法も決まってきます。
考え方が逆になりましたね。
ゴールから見ているので,崖のある道を回避することができます。
この思考回路になるとレベルアップです。

もっと広げるといくら自社のことを考えていても、業界全体がなくなってしまうと意味がありません。
なので、業界の為というのはあながち綺麗事でもなかったりするのです。
ある程度業界全体や世界の未来を知っている人は、その変化にどうするべきかを考え悩んでいます。

抽象度を上げて考えると、地域→日本→世界→宇宙と広がっていきます。
それぞれの立場によってどの抽象度で仕事をしていくかは異なりますが、より高い抽象度で仕事をする方がファンは増えますし、それだけ世の中の役に立ちますね。
この「世の中の役に立つ」ということがこれからの時代は結構大切なキーワードになっていきます。
お金よりこちらの方が重視される価値観のシフトが起こります。
自社のことだけでなく、地域や業界全体、社会全体を考えている会社の方が交換が持てますね。
その逆は、自分さえ良ければいいというやつです。
そんな人と関わりたい人はいません。
これまではお金の力によってそれもまかり通っていた時代ではありましたが、今からの時代はお金に対する価値観が変わり、お金に力がなくなっていきます。

仕事や経営を見る視点を短期ではなく長期で見る時代に変わっていきます。
これまではそういったものがあまり表立って出ることはありませんでしたが、世界の変化によって要らない会社にならないよう思考パターンも変えていかなければいけません。
その価値観の変化を理解して仕事をやり方を変えることができる人が生き残りやすい世界に変わっていきます。
2022年01月24日 10:00