知識がないものは認識できない
学ぶことが嫌いな人が多いこの業界。以前セミナーをやっていた時に、「勉強したくないからこの業界に入ったのに」と言われたことがありました。
勉強しなければ勉強しなくても構いません。
しかしそれだけ視野が狭くなり、収入はいつまで経っても増えることなく、体力の限界と共に動ける量が落ちてきて、収入も落ちていくという話を前回のコラムに書いた通りです。
知識を得ることは情報社会だからではなく、昔から必要なことなのです。
1番分かりやすい話で行くと、ワックスの密着率という意味がわからない人がこの業界の99%です。
つまり密着率が耐久性とリンクし、収益性に直結することが理解できないのです。
理解できないというよりは認識できていないというのが正しい表現かもしれません。
セミナーをした時に
質問を受け付けると、「分からないことが分からない」という声が上がります。
歩いたことのない道の風景は見えません。
なのでセミナーは既に使われている方に限定しているのです。
分からないながらでも自分自身の道で歩いてみて、見えた風景で疑問に思うことはあるでしょう。
そこから知識を深めていく
知識のレベルによって
作業動画や図解を見た時に受け取る情報量も異なります。
知識のレベルが上がれば上がるほど受け取る情報量は増え、より詳細な部分に目が行くようになります。
学べば学ぶほど見えていなかった部分が見えてくるということです。
量子フロアメンテナンス(QFS)は
そもそも目に見えない量子技術を使いますから、学ばないと使うことができません。
耐久性だけでもこれまでのナノプラスと比較して3〜5倍程度の耐久性や汚れにくさの差が出ますから、一般のワックスや洗剤を使うものと組み合わせると数十倍の差が出ると言えるでしょう。
これは圧倒的な戦力差です。
とはいえ全てを理解することは不可能です量子技術と一口に言っても量子物理学や量子力学だけで全てが説明できる訳ではありませんから。
現代は何か専門分野を持つことは当たり前で、それに加えて他の分野の知識を持たないと社会全体が見えない世界になってきました。
政治、金融、医療、歴史、ITなどなど、これらは自分自身の身を守る為に最低限ある程度の知識を持つことが必要な時代ということは、もはや言うまでもありません。
狭いところから全体を見るのではなく、より広いところから全体を見るのです。
そうすると医師免許を持っている医師が言っていることが間違えていることも多々出てきます。
その業界では正解とされていても、社会全体からするとおかしいということはどの業界でもある話で、我々の業界はそれが非常に強い業界です。
負のスパイラル
以前「負のスパイラル」という言葉を使っていましたが、
・汚れるワックスを塗って
・汚れる洗剤で黒ずませ
・間違えた定期作業でビルドアップさせて
・黒ずんだワックスを危険な剥離剤で剥離し
・また大量のワックスを塗りこむ
これをずっと繰り返して得をしているのは誰でしょうか?
そう、メーカーだけで、顧客する得をしていないのです。
そしてこんな馬鹿らしいことは、他の業界の人に聞いてみると「改善すれば良いだけ」と返ってきます。
それを「これはこんなものだ」と勉強も努力も工夫もせず繰り返してきたのが我々の業界なのです。
できるのにやろうとしないというのは怠慢と顧客はとらえます。
認識できていないだけで、学べば認識できるのです。
色んなお手伝いはできますので、一緒に業界を良くする為に取り組んでいきましょう。
2022年02月07日 10:00