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アーカイブ 統一される仕様書の仕組み

2018年8月28日の記事のアーカイブです。
元記事はこちら

先月のコラムでワックスの耐久性をコントロールするという記事を書きましたが、それには仕様書による要因を考慮しないといけない場合があるのです。
そして統一される仕様書というのには、今時そんなことをしなくてもという「毎月洗浄ワックス2層塗布」仕様。
これには大手の管理会社さんになればなるほど、全国の品質を担保するのに必要な仕様だったりします。


↓過去記事はこちら

毎月洗浄ワックス2層塗布 & うち年1回剥離清掃
という仕様書を見かけることがあります。
特に大手管理会社さんにある仕様ですね。
洗い屋という職業をしていると?マークがいっぱいになります。
今の技術では、毎月塗る必要もなければ、年1回の剥離清掃も必要ありません。
nano+を使う必要もなく、どこにでもあるものでそのような管理はできるようになっています。
もちろん使い方によりけりという条件がつきますが。。。
その使い方によりけりという条件がポイントなんですね。


 

この誰がやっても、どの現場でもが重要

その仕様ができたのは・・・
バフで戻したものの十分に光沢が戻らない、洗わずにモップで拭いてワックスを塗ったり、洗浄が不十分でワックスを上に被せるなどなど、
その結果お客様からクレームが出てしまい、誰がやってもどの現場でもある程度(レベルは低くなっても)のラインで品質が担保できるようこのような仕様になっています。
管理現場が多くなり、外注先さんも多くなってくると、作業する人も不特定多数になりますので、様々なクレームが生まれるんですね。
これをまとめて平均化するのがこの仕様。
この仕様があるから割り切って作業して技術が向上しないという問題はありますが、大きな目で見ればこの仕様が、不特定多数で多くの現場を管理するのには1番理にかなっていたりするんですね。


 

ただそれではいけないので・・・

nano+はそれにも合わせて作っております。
それに合わせるには少しポイントがありますが。。。
導入の効果として、
リンスしなくても密着するので、耐久性が向上し、ヒールマークが減り、ワックスに油もつかないので、日常清掃も楽になります。
UAフィニッシュLは速乾タイプのワックスで洗浄で剥離も可能。
剥離剤を使う必要がなくなります。
500倍の洗浄液を先塗りというのがポイントですが、それを徹底するのが難しければ、US SPPパッドを片面500㎡ずつで使って頂けば、減膜量が増えるので剥離周期も伸ばすことができます。
US SPPパッドとパッド台の間には必ず、使い古しの白パッドか赤パッドを挟んで使って下さいね。
これを挟まずに使うと凹凸を拾いませんので。
最後に、年1、2回は洗浄液を先塗りで洗って頂くと剥離作業の代わりになます。
ここを押さえておけば多くの現場に水平展開頂いても品質レベルを上げることができ、剥離作業から解放されます。
パッドと洗浄液とワックスを変えるだけで品質レベルは上がり、施工会社さんにも作業に余裕が出ますので収益率が上がるだけでなく、余裕が出ることでクレーム発生率を抑えることが可能になります。

 
 
もちろん技術を磨き、耐久性を出しながら利益率を改善していくのにもnano+は使えます。
誰にでも使えるシステムでありながら、作業性の良さと利益率の改善だけでなく、短時間でこれまで以上の品質も出せるので、意外にマニアックな洗い屋さんに使って頂いております。
先日も日本でトップクラスの洗い屋さんにご評価頂いたのは本当に嬉しかったですね。

↑過去記事ここまで



最近では大手の会社でも、剥離無しだったり、2液性のウレタンは、シリカ系のコーティング剤を使った仕様も増えてきました。
とはいえ、剥離できない被膜というのはより難易度が上がり、長期で見た場合に破綻してしまう可能性が高いのです。
傷はいらない現場なら良いかもしれませんが、そもそもそんな現場ならワックスでも同様に維持が可能なのです。
昔ある大手管理会社さんの仕様や使っているワックスなど聞いたことがありましたが、それは頭の良い人が全体を統一する為によく考えているなと感心したことがあります。

ここでは大手の管理会社さんの〜という話でしたが、誰でもできる=自分でも使うのが楽ということなのです。
そして自社スタッフに作業させるにしても、外注先に頼むにしても、品質のばらつきが少ないということ。
とはいえ、現場が良い状態でなければ意味はありません。
ナノプラスはそれを誰でも維持しやすく、UAフィニッシュLを使ってメンテナンスしていくことで、もし剥離が必要になっても、浸透剤(仮)と多機能還元水で大幅に減膜が可能ですから安心です。(SPPパッドを新品で洗うだけでもかなり減膜量は増やせます)

特に毎月ワックスを塗る現場では、ナノプラスの特徴でもある光沢復元洗浄によって被膜表面を整え、UAフィニッシュLを薄めに塗布することができるようにすることで、増膜を防止することが可能です。
つまりは毎月塗る場合は、薄く2層塗っておけば良いですし、1層でよければ1層でもこれまでの2層分の光沢は出せるのです。
※新品のSPPパッドを使った場合は2層必要。


そのポイントだけ押さえていれば大きな失敗をすることもないでしょうし、これはまずいと思った時点で簡単にリセットすることもできるのです。
2022年02月03日 10:00