アーカイブ 削減するコスト(数字)は嘘をつきません
2018年8月28日の記事のアーカイブです。過去記事はこちら
この頃は不定期に思い付いた時にコラムを書いていたようで、1日2本書いていたようです。
その代わり1ヶ月で2、3本の時もあったようですね。
1週間に普通の記事1本とアーカイブ記事の追記1本を書くのもなかなかネタが大変だなと思うこともありますが、可能な限り継続していきたいと思います。
普通の記事は未来のこと、アーカイブ記事は現時点でも必要な内容になっています。
過去の記事なので、多少異なる部分がでることはありますが。
↓ここから過去記事
今日は経営的な話。
といっても経営者以外の方にも将来や収入に直結する話なので重要な話です。
私の経営の師匠のいつも言う言葉ですが・・・
売上は100%コントロールできません。
経費は100%に近いくらい経営者がコントロールできる数字です。
考えたら当たり前のことではあるのですが、この業界かかるものはかかるよねと気にしている人は少ないのも現実。
だからこそnano+はここを重要視しています。
多機能還元水に入れ替えるだけで利益は出ます
1番てっとり早いのが、洗剤を多機能還元水に変えること。
特にトイレ洗剤は希釈が濃いですから、大きなコストダウンです。
nano+導入のお客様でも日常清掃現場を多くお持ちのお客様は全ての現場を入れ替えを進めてらっしゃいます。
1現場の削減額は少額でも、全社の現場のケミカルコストを80%カットすると社員さん1人分の人件費ぐらい捻出できてしまいます。
現在業界では希釈後1Lあたりの単価で比較した場合、多機能還元水より安い洗剤はありません。アルカリ電解水生成機でも、本体価格+メンテナンス費用(半透膜交換など)まで考慮すると5年で見ても月に20,000円前後でしょうか。
経営で利益率は最も重要な指標
会社経営の仕組み(特に金融)を勉強すればすぐにわかること。
そのルールを知らずに経営を行うことは、ゲームでルールを知らずにプロとギャンブルするのと同じ行為。
利益率(額ではなく率)が上がれば財務面で見ると経営にはいいことばかり。
金融機関や信用調査機関の点数が上がります。
その結果、調達金利が下がりさらに点数は上がります。
大手企業の取引口座開設がしやすくなるのでチャンスが増えます。
→結果どんどん収益性の良い会社になっていくんですね。
また運転資金も少なくて済むので、一気に売上が上がっても慌てることはありません。
どんなビジネスでも
利益率が高くなる仕組みを作ってからビジネスを展開していかないと、大きくなってから修正するのは本当に大変なんです。
特にビルメン業は、規模が大きくなればなるほど利益率は落ちていき、運転資金は増大し経営者はしんどくなります。
営業を増やせば車が増える、作業スタッフを増やせば作業者と機械が増える。。。
利益額は増えても利益率は増えません。
利益が出ない会社は給与も上がりません
非常にドライな考え方ではありますが、利益が出ない状況で給与を上げる経営者など現代では天然記念物です。
最初の給与が安くてあげる余力があるか、社長が身を切って昇給させているのでしょう。
長い目で見るとどちらも良い会社ではありませんね。
あまり大きな声で言う経営者はいませんが、うちの会社では、改善により収益性が良くなった分を評価として給与を上げることをスタッフに経営計画発表会で宣言しています。
裏を返せば何もしないと給与は上がらないよと。
お客様からの受注金額は下がることはあっても上がることはありません。
下がった利益を補う為にたくさん仕事をします。
会社全体で見ると、今までよりたくさん働いて今までの給与水準が保てる。
けど経営者も労働者も機材も疲弊するという悪循環へ。
無駄なコストは早くカットしてしまえばそれだけ会社に現金が残り選択肢が増え、ビジネスにおけるチャンスが増えます。
こうしたことからnano+は企業経営にも貢献していきます。
↑過去記事ここまで
起業しようという人に多いのは営業マンタイプの人が比較的に多いのですが、売上を上げることには強いのですが、経営的な面で弱い人が多い傾向にあります。
どんなビジネスもそうですが、大切なのは売上ではなく、どれだけ利益を効率よく残せるか。
この効率よくというのが非常に大切です。
この効率を上げようとする人は少ないのです。
ある程度の売上高になったら設備投資して利益率を上げるんだという人も多いですが、広げる前から効率の良い形にした方が成長スピードは早いですし、来年やるのと今やるのでは、今やった方が1年分の成長スピードが異なります。
経営の勉強はなかなか大変です。
正解はありませんから。(ダメなものの方が多いです)
わたし自身の経験上でも、その教えてくれる人によって成長も大きく変わります。
このホームページの情報はそういった素晴らしい方の意見やそうでない方の経験も踏まえて記述しています。
単純な話ですが、売上を増やしてそこの利益を増やすより、既存の管理している物件の作業原価や管理原価を下げてしまった方が、確実に数字になり、そして下がった原価は新規の物件にもそうなるということ。
ナノプラスは高品質というだけでなく、現場コストを下げることで、仕事をする時間を減らすことも提供します。