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作業車の燃費を向上させる!

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ついにメンテナンスではないコストダウンの話もここまで来たかという感じもしますが、わたしのクルマを見た方から色々と質問を受けましたので、作業者の燃費向上のことを書きたいと思います。
距離を走る人は1km/L変わると年間ではかなり大きなコストダウンになるのではないでしょうか?
概ね、今回挙げる2点を行うだけで、特に箱バンタイプのクルマは加速も変われば、高速走行の空気抵抗も大きく変わり、燃費は改善されます。

・ボルテックスジェネレーター
・アルミテープによる静電気除去

こちらに素晴らしい研究をされている方のサイトがありますので、参照頂くのが宜しいでしょう。



わたしの個人的な話ですが、クルマについての研究はライフワークであり、その先端技術はF1やスーパーGT、WRCなどのレースから学ぶことが多いものです。
そういったこともあり、限界領域をわざと作って作業するなんてコラムを書いたこともありましたが、こういったレースのノウハウは作業車の燃費向上にも活かせるものが多く、市販車に応用されているものもあるのです。
わたしが普段乗っているクルマもそういったノウハウが詰め込まれていて、空気の流れを変えて車体制御に使ったり、燃費向上に使ったりしていますが、燃費関係のものは作業車にも同じ加工をしています。



ボルテックスジェネレーターの原理
燃費に大きく影響を及ぼすのは空気抵抗です。
40km/hくらいからそれははじまり、2乗に比例して増えていくので、2倍の速度である80km/hの時は40km/hの4倍、100km/hになれば6.25倍と増えていきます。
なので運送会社を経営している人に聞くと、燃費の為に80km/hは絶対死守と言いますね。
特に作業車は箱バンタイプで前方投影面積(前から見た面積)が大きい分、普通のセダンなどと比べると空気抵抗は増えます。
しかし前方投影面積を減らすことはできません。
正面に当たった空気は上下左右に別れて後ろでまた合流しますが、合流する部分は負圧となり、バキュームで吸っているような状態で、クルマを後ろに引っ張る力が働きます。
これをうまく処理するのがボルテックスジェネレーターで、最近はハイブリッドカーだけでなく、ミニバンやスポーツカーにも使われていますね。
色んな研究をしている中で最近はハイブリッドカーなどにも意識してデザインされていますが、後方の空気の集め方です。
最近のクルマのリヤ周りのデザインでは、ウインカー部分が尖った形になっていて、空気の集まる場所を調整していますね。
ボルテックスジェネレーターは、Amazonで簡単に貼り付けができる安いものもあり、小さな乱流を作って空気の合流する場所をずらして、大きな負圧を小さな負圧に変えているのです。



アルミテープによる放電
トヨタ86というスポーツカーから採用されたトヨタの特許でもありますが、↑のワゴンRで実験されている方の見解では、ジグザグはさみで普通のアルミテープをカットしても効果はあるとのことでやったみたところ体感できるレベルでの改善が見られました。
メーカー純正採用するものですから、その効果は素晴らしいものです。
樹脂も静電気を帯びていて空気の流れを阻害しているというのは意外でした。
人の目には見えませんが、大きな力が働いていたようですね。
先日も作業車で久しぶりに高速走行を行いましたが、あまりの改善に驚きがありました。
うちの作業車は1500ccのタウンエースに350kg対応のパワーゲートがついていて、洗浄機なども乗せると重たくて走らないのですが、それでも軽々と加速できるように変わりました。


その他にも色々とやりようはあるのですが、これらは初期投資が小さいのに効果が大きくすぐに初期投資を回収でき、誰でも簡単にできてしまうというのが大きなポイントです。
是非お試しください。
2022年03月21日 10:00