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ワックスを塗る前に

コラムのイラスト.001
うちの現場ではエアコンがあることが普通ですし、ワックスを塗ること自体があまりないので、送風機を持っていくことはほとんどありませんが、それでも一年に数回使うこともあります。
ワックスを塗ったら送風機を回すのが当たり前なんていう会社もまだまだ多いようです。
しかしワックスを塗ってすぐ乾かすのに送風機を使うのはおすすめできません。
また直接ワックスに吹くのも論外です。


ホームページの図解にもありますが、ワックスは塗ってから10分経過しその間にワックスがレベリングして乾燥するのがまず理想的なレベリングですで、平滑になるから汚れにくく傷にも強くなります。
そしてそこからさらに10分以内に乾燥するくらいが1番ワックスの性能を引き出せるところです。
それ以上長くなると耐久性が落ちていき、塗ってから30分以上経過するとまともな被膜ができません。


ポイントになるのは↑にもありますが、ワックスを塗る前に換気して湿度を下げておくことです。
洗浄作業で空間の湿度は上がっていますから、その上がった湿度の空間でワックスを塗って空間に水分を吸わせようとしても吸わないのでワックスが乾かないのです。
また床面もしっかり乾燥していないのに塗るわけですから密着も悪いのです。


しっかり換気させた上でワックスを塗って7、8分経ったところくらいで送風機で空気を動かします。
換気をするという意味から言えば送風機ではなくダクトファンの方がおすすめです。
圧倒的な換気量で換気できるので、湿度が上がった空気を外に排出することで乾燥を早くできます。
階段ではダクトファンをうまく使って下から空気を抜くことで上から湿度の低い空気を入れることができます。


良いメンテナンスは良い被膜があってこそです。
2022年09月26日 05:55