リンスの深掘り①
今回はそのリンスの話をもうすこし深掘りします。
長いので2回に分けていきます。
「リンス不要!」なんて洗剤や機能水がありますね。
その洗浄液自体はリンス不要だったとしても、その汚れを洗い流すのか、拭き取るのかによって残留率は変わるわけで、残留するのなら残留しないようリンスするなり、もう一度別のもので拭き取るなり回収しなければ残留したものは洗浄液と反応した後で乾燥し、洗浄前よりもやっっかいになってしまいます。
このやっかいになるというのは、カーペット洗浄を毎月やっていると分かります。
一般的な洗剤だと1年洗っていれば汚れがどんどん取れなくなります。
還元タイプのナノコロイド洗剤でも同様で1年が2年に伸びるだけです。
多機能還元水のように汚れ落ちが悪くならないなんてことはありません。
※実際にこれまでそういったものを使ってきた経験ですから事実です。
そして洗浄液は本当にリンス不要なのでしょうか?
リンス不要の定義ってなんでしょうか?
メーカーごとに勝手に言っているだけで定義なんてないのですよ。
定義はありませんが、理論上必要なことはあります。
・残留によって洗浄対象を変質させることがないか
・ベタつきが残らないか
・ワックス塗布前の洗浄であればワックスの密着率に影響がないか
などなど
ワックスの密着についていえば、どれだけリンスをしても界面活性剤ゼロには到底及びませんし、汚れにくさについても同様です。
これは界面活性剤ゼロを量子フロアメンテナンスによって実現し実験を継続していますが、被膜の耐久性の差として明らかな違いが出ており、逆立しても及ばないレベルでの違いが出ています。
日常清掃のないスーパーでも毎月定期清掃が不要に思えるレベルになってしまいますから。
日常清掃でもやはり多機能還元水だけで管理する方がオススメです。
今日はこのくらいにして来週の②へ続きます。
2022年10月10日 05:55