業界の地域差
物件数などマーケットと言われるところで見ればそれは間違っていません。
当社の取引先の食品スーパーさんでも、関東と関西しか出店しないという極端な会社もある訳ですから。
しかし我々の業界はそんな単純でなかったりします。
今日はそんな地域差の話です。
首都圏は物件数が違う
確かに首都圏の物件数は多いですね。
たとえば地方だとガラス清掃や外壁清掃、石の研磨など単品では事業化が難しいのですが、首都圏や関西圏ではそれが可能になったりします。
また物件数が多いので、定期清掃がなくてもスポットの仕事を埋めまくるなんていう荒技もあったりします。
その会社にしかできない仕事
極端な地方だと、メンテナンス会社がその地域に1社しかないとか、この種類の仕事やこの規模の仕事はここの会社しかできないなんてエリアもあったりして、独占的になっている地域もあるのです。
コンビニのように他店舗を巡回する仕事ならこの会社、大型の店舗ならこの会社というように完全に棲み分けが決まってしまうエリアがあります。
どこのポジションを取るか
地域によって物件数や建物の種類も違えば、それをメンテナンスする会社の数や規模、事業内容も異なります。
その地域が小さくなればマーケットは小さくなりますが、会社規模を極端に拡大したい訳ではないのなら、移動距離が少ない最低限のエリアで事業展開できるのが1番効率が良いと言えます。
上記で挙げたその会社にしかできない仕事を持っている会社はこのポジションどりが上手な会社と言えますね。
すこし長くなるので、次回はもっと具体性を高めて現場に関わる部分の地域差について取り上げていきます。
2022年11月14日 05:55