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排水の配慮② エアコン洗浄

前回はマンションの共用部の床洗浄の汚水の話でした。


今回は話が床からエアコンに変わりますが、エアコン洗浄でもドレンパンすら外さずに洗うのがこの業界の慣習になっている会社もあるようです。
そもそも完全分解できる技術を持たないのにエアコン洗浄をすること自体、全て綺麗にしている訳ではないのですからプロではありません。
そして金額が安いからと完全分解をしないのもプロの仕事ではないですね。
中途半端なものを提供してしまうのなら、回数を減らしてもちゃんとした作業をする方が結果的に良いですよね。
汚水をどうするのかって、金額の話とは別の話なのです。


ちなみにですが、空調の管理までやる会社やダイキン工業のようなメーカーは、業務用エアコン洗浄の際に消耗品パーツの交換も同時に行います。
完全に分解するから同時にやっておいた方が良いのですよね。


ドレンパンを外さないとどうなるかというと、ドレンホースをつたって外に流れていきますね。
その先はマンションなら通路だったり、一戸建てなら庭だったり、下手をすれば雨で流れて畑や河川へ流出なんてことも想像できます。
子供が触ったり、ペットがその上を踏んだりしたらどうなるでしょう。


環境に良い洗剤だから流しても良いのだという人もいますね。
その洗剤飲めますか?
飲めないということは流してはいけないということです。
わたしは多機能還元水はお風呂に入浴剤として入れたり(Bath+という別ブランドではそうやって使っています)、希釈して飲んでいます(メーカーとしての立場では推奨していません。)
これにもちゃんとした理由や裏付けはありますが…


自分自身が仕事で楽にしたいからといって、そこまでの配慮がなく排水してしまうのって、非常に自分勝手ではないでしょうか?
なんでもありで仕事をやっている訳ではないのです。
この地球で生きているということは最低限守るべきルールがあり、守れない人は退場頂くしかありません。


洗剤についても思うことがあるのですが、その汚れはその洗剤でなければ落ちませんか?
お湯を使ったり、やり方を変えて工夫してみましたか?
自分の知識や能力の無さを過激な洗剤でうやむやにしていませんか?
汚れを落とすのがプロなのではなく、いかに水に近い自然なもので汚れを落とし、その後も汚れないようにするのがプロなのです。


気がついていない方が多いですが、体に良い洗剤なんてものはないでしょう。
つまりは少しずつですが、使っている人の体を蝕んでいるのです。
それは年齢を重ねてから出てきますから、この道30年なんて人は喘息の人が多かったですね。
ワックス床で剥離剤を使うか使わないかだけでもかなり違うのですよ。
それは作業者だけでなく、その空間でその後生活するお客さんも影響を少なからず受けています。


自分のことしか考えない仕事をやっていると、結果自分自身に返ってくるのです。
③へ続きます。
続きは月曜日に更新します。
2023年05月11日 05:55