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排水の配慮③ 洗浄液でなく汚れは?

排水の話の続きですが、洗浄液だけ見ていてもダメなのです。


多機能還元水だから流しても良いのだという1点しか見ていない人もいらっしゃいます。
油汚れだったり、ワックスを減膜させて汚水があった場合は、汚水のそのまま流して良いわけではありませんね。
つまりは排水先がどうなっているのか、洗浄液側と汚れ側の両方を見てそのまま流すか、回収するのかを考えなければなりません。


排水先は街中だと下水になっているところも多いですが、新幹線のひかりやこだまが止まるような駅のあたりの古民家でも、トイレは汲み取りでそれ以外は浄化槽と見せかけて浄化槽なんてなく、そのまま川に排水というところもあったりします。
以前訪問した地域では、その川の周りの家にはそんな家が多く、断水になって水が使えなくなると川が綺麗になるのだそうです。
排水先も水回りの排水がなぜか下水でなく川に流れてしまっていて剥離汚水を河川放流して事故という事例もあります。
写真を見ましたが、どう見ても下水に流れていそうな排水なのですけどね。
1番間違いないのはトイレに流すことです。


また汚水回収のアイデアとして、
18Lのポリペール缶は蓋を外した後でもその蓋は再度ペール缶にはめて使うことができます。
排水ができない現場だったり、ワックスモップが現地で洗えない(ワックスを塗るとモップがすぐに洗えない現場)などではペール缶に入れて蓋をして持って帰るのです。(ワックスモップの場合は水を1/3くらい水を入れて乾燥しないように)
ちゃんと蓋をはめれば、よほどひっくり返したりしなければ漏れて出てくることもありません。
こういった知恵があれば、洗浄汚水をあらぬところに流出させてしまうこともなくなりますね。


この業界に長くいると世代も変わってきていて、SNSを見ていても正しい教育を受けていないのに作業されている方も多いのだなと最近感じる様になりました。
排水のことは知っておかなければならない最低限のルールのようなものです。
その最低限ができていないのは車を無免許で乗っているのと同じで、交通ルールを知らない訳ですから非常に危険です。


そういったこともあり、これまでnano+セミナーはスターターセットを使って頂いた上で希望の方対象に行っていましたが、今後はスターターセット導入前の方も対象に行っていく予定です。
2023年05月15日 05:55