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法人化の質問①

先日いつの段階で法人化したら良いのかという質問を受けました。
少し長くなるので2回に分けて解説していきますね。
ここで述べるのはあくまで一般常識であったり、わたし自身の経験ということで認識ください。


その答えはすごくわかりやすくて「最初から法人」が正解です。
そこまで売上がないから〜という声はよく聞きますが、確かにそれは理由の一つかもしれませんが、1番大切なところはお金ではなく、会社の運命を分けるところだと考えています。



個人事業:無限責任
法人:有限責任
ここが最大のポイントです。
例えば何か事故を起こしてしまい、損害を賠償することとなりました。
当然保険には入っていますので、普通は保険で対応することとなりますが、保険の補償金額を超えてしまったり、免責自由、告知義務違反など、ざまざまな理由で損害を賠償しなければならなくなった場合に、1億円くらいなら頑張れば長期で返済できるかもしれませんが、5億円となると我々の業種ではそれなりの規模の会社でなければ厳しい金かもしれませんね。


個人事業主:無限責任の場合
個人の資産を売り払ってでも払いきれない損害賠償額→自己破産


法人:有限責任の場合
法人の資産を売り払ってでも払いきれない損害賠償額→法人が倒産
→個人は自己破産する必要がありません。
法人をもう1社創ってしまえば…なんてことにもなったりします。
ミナミの帝王ではこの有限責任の仕組みを使った手形詐欺という話もありましたね。


人を雇い入れした場合
業務中に従業員が起こした不法行為は使用者責任によって雇い主は損害賠償義務を追う可能性があります。
統計的に1000人に1人犯罪者がいて、10000人に1人殺人犯がいると言われていますが、意図して犯罪を起こすつもりがなくても結果的にそうなってしまう場合もあります。
人がいないと事業になりませんが、人を雇い入れるというのはそれだけ大変なことなのです。


お金の面より大切な話をしましたが、次回はお金に関わる話です。
2023年05月25日 05:55