人生の転機にチャンスを掴む行動と意識①
人生の中ではその人の人生を大きく左右するイベントのようなものがあります。それは進学だったり、就職活動だったり、転職だったり、重要な商談だったり、さまざまなものがありますね。
例えば大学受験や就職試験前日。
試験会場まで自宅から車で1時間半、公共交通機関で2時間かかる場所だったとしましょう。
翌日の朝移動しようと普通の人は思うかもしれません。
しかし車の渋滞や寝坊、大雨が降って通行止めなどあって受験できなければそのチャンスは2度とやってきません。
(天気予報や雨雲レーダーまでちゃんと見ているかという話です)
100歩譲って、徒歩15分20分くらいの距離なら何があっても辿り着けるでしょうが、車で1時間以上かかる場所は無理です。
それなら1番近いホテルに前泊した方がよいと思いませんか?
例えば就職活動で無事内定をもらい内定承諾書が送られてきて返送をする時。
1週間以内に返送くださいと返送用の封筒が同封されていればそれで返送する人がほとんどでしょう。
しかし会社を長くしていると郵便事故というのは結構あるもので、届かなかったり、届くまでに時間がかかったりなんてことはよくあることなのです。
そして最近は土日は普通の郵便は配送がなく時間がかかってしまいます。
なので、普通の郵便ではなく受領の確認や荷物の追跡ができるレターパックプラスや宅急便で送るというのが安心ですし、1番安心なので自分自身で持参して手渡しすることです。
その書類を受け取った側はどう思うでしょう?
万が一届かないといけないので持参しました!という人は「そこまで考えて普段から行動しているから仕事も大丈夫だな」と思い、それだけで評価は上がるでしょうね。
実は本当にあった話だったりするのですよ。
そんなことくらいでなんていう人もいますが、そんなことすら想像して行動できない人はもっと大きなことが想像できないので、小さなチャンスは掴めても大きなチャンスを取りこぼしてしまうのです。
そんなちょっとしたことで足元をすくわれて頑張ってきたことが台無しになるのはもったいないですね。
ここぞという時は万が一のことが起こらないように対処しておく慎重さも必要で、それがチャンスを掴むのに必要な意識だったりします。
わたし自身も、仕事で移動する場合は、スケジュール上可能な限り前泊します。
電車を乗り継いで移動する場合、一つの電車が遅れると、到着する時間は大きくずれるもので、それだけで間に合いません。
また長距離を移動し疲労が溜まってからの仕事は十分なパフォーマンスも出せません。
会社の運命を大きく分ける仕事の場合は、前日にその場所を訪問し確認しておくこともあります。
毎日それを継続することは時間やコスト面から無理はありますが、ここぞという人生の転機には必要なことだったりします。
長くなったので、次回に続きます。
2023年08月14日 05:55