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保護剤と減膜

前回はワックスと洗浄液の関係による剥離性について書きました。
今回はワックスの剥離性が悪いとどうなるかという話ですがその前に床の保護剤として視点から入ります。


剥離性=減膜量が少ないということです。
減膜量が少ないと毎回の洗浄でワックスが剥がれなくなります。
被膜に入った汚れが取れなかったり小傷が消し込めず、傷が深いままなのでたくさんワックスを塗るようになりビルドアップして剥離となります。
なので剥離性って非常に重要な指標なのですが、この業界において剥離性を重視している人なんてほとんどいません。
毎回の洗浄で剥離ができれば永久に剥離がない。
ナノプラスはそれを簡単にできるようにしています。


床材の保護として塗るものは大きく分類すると、
・剥離ができるワックス
・剥離ができないコーティング
に分類されますね。
UAコーティングのように剥離ができるコーティングというのもあるのはありますが、剥離ができるかできないかでおおよそ分かれると思います。


この数年、コスト削減を謳ってコーティングが流行りました。
しかしそんなものは20年近く前から失敗の歴史が続いていました。
その根本的な原因として剥離ができないと傷が入った場合の補修が不可能であるということでした。
剥離ができないコーティングはそもそも傷の入らないところに向いています。
しかし傷が入らないのならワックスで良いのです。
そして傷が入らないように管理する技術は非常に高い管理技術とコストが必要で、結論から言って成り立ちません。
それはわたし自身も昔いろんな試行錯誤を繰り返してきたので分かります。


コーティングのメリットは耐久性やメンテナンス性の良さでしたが、ワックスの場合はどうでしょう?
ワックス最大のメリットは剥離性です。
誰でも簡単に施工でき、失敗しても剥離が可能なので汎用性が高いといえます。
その剥離性の良さがあるから、光沢復元洗浄ができるのです。
ワックスを塗っても傷は消えません。
減膜できるから傷は消えるのです。


その仕組みについて次回説明していきます。
2023年10月23日 05:55